樹齢四百年の枝垂れ桜があると言う日蓮宗総本山の身延山久遠寺を参拝して来ました。
出発が遅かったので、見られるかどうか不安であったが、向かってみた。 と言うのは、総門から三門までの身延山門内商店街の道が非常に狭く渋滞が予想されたからである。 所がラッキーな事に渋滞解消のため国道52号線の身延総合文化会館からシャトルバス運行がされており、駐車場に心配すること無く参拝が出来ました。
久遠寺境内の報恩閣前には、素晴らしい枝垂れ桜があり、この時期は圧倒的な存在感と貫禄を魅せ、参拝者はもちろん沢山の花見客で賑わっていました。
三門から参道を進み大本堂まで上がる手前の菩提梯には参りました。 287段の急な石段、登りきれば悟りの境地(本堂)へ到達するとされ、頑張って登りました。
登りきった左手に立派な五重塔にビックリしました。江戸時代初期に創建され、明治の大火で焼消したが、百三十年振りに再建されたとの事です。
身延山の大本堂は大法要のほか、唱題修行などが行われる法華経の根本道場。 こちらも大火で焼失したようですが昭和60年に再建されたとの事です。 970坪、間口32メートルの内部は、身延山型と呼ばれる独特なものだそうです。 天井に舞う、加山又造の筆による墨龍は必見だそうですが、桜に夢中で忘れました。