春と秋には夜間特別拝観が実施されるので、時間を調整しながら清水寺に向かった。 開門は18時半と警備員の方がハンドマイクで説明をしており、17時半には既に200m程の行列が出来ていた。
動かない行列が18時になったら進みだした。「エッ!」・「どうして!」と思ったが、日が落ちて寒くなったし、早めに参拝できて良かった。
清水寺は『枕草子』や『源氏物語』にも参詣人の集う様子が描かれているほど、古くから信仰を集め続けているようです。
この寺が沢山の人を集めたのは、御本尊が、総ての人を救済してくれる慈悲深い観音様だからの様です。
懸崖造りと言われる舞台は、上から景色を眺めても、真下から見上げても「すごい!」・「素晴らしい!」と感じました。 舞台を支える脚柱は釘を使わずに建てられていると聞き、ビックリしました。世界遺産になるのも納得できます。
舞台の上は人であふれていました。 順番を待ちながら欄干沿いに進み、舞台正面に小さく見える子安の塔や京都駅前の京都タワー等を撮ってみました。
奥の院から本堂を眺めたら、手前の紅葉が素晴らしく携帯やらデジカメのフラッシュで、とても賑やかでした。 私もその中に加わり、暗くて手元が見えないので、オートで素早く撮ってみました。
余裕があればカメラなど持たないで、その時の良さを、ジックリ鑑賞出来れば最高ではないかと考えますが、今は自分で感動したものは、他の人にも見て頂きたいと思う事の方が先に来ています。
順路の最後、出口に近い池のある所からの三重塔がライトアップで最高の景色を見せてくれ感動しました。