昔からお正月には歳神様が元旦の朝に天から降りて来ると信じられていました。
門松、注連縄(しめなわ)などの飾りや、大掃除、餅つきなどの行事は、その歳神様を迎えるためのものです。
一般的には、餅つきや大掃除などのお正月の準備は、13日から は28日までの間に行い、また門松や注連縄飾りは 29日は『苦待つ』31日は『一夜飾り』といって不吉とされていますから、この両日は避けて飾ります。
かつてのお正月は、お盆と同じく、祖先の霊を呼び、慰霊する行事だったといわれています。
それが次第に分化し、新年のお祝いと、一年の無病息災を願うものに変わって行ったようです。
霊(歳神様)は門松を目印に降臨してくるといわれています。
そして注連縄は、あの世とこの世との境界線の意味があるといわれ、注連縄を張ることによって「霊域」をつくり、死霊が滞在できる環境としたようです。
こうして招いた霊に、一年の幸福と豊作を祈る・・・・・それが日本の正月の原点だそうです。
※ 参考書籍 ⇒ 「日本のしきたり」彩図社
改めまして
新年 あけまして おめでとうございます。
本年も どうぞ よろしくお願い致します。
昨日は去りました。
明日はまだ来ていません。
私たちにはただ、
今日があるのみ。
さあ、始めましょう。
マザー・テレサ(修道女)
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