弘法大師が経文を納めたといわれる経石(巨岩)がある経ヶ岳へ。
西丹沢は近くて良い山が沢山あるが、今回は東丹沢のミニ山脈信仰の山を縦走をして来ました。
標高が低いので年間を通じて登ることが出来るが、稜線上にヤセ尾根があり岩や木の根が多いので降雪直後は避け、新緑と紅葉の時期がお薦めです。
ほとんどの登山案内書では、稜線の北東側にある愛川町半原からのご案内ですが、私は宮ケ瀬湖側から大棚沢広場をスタートし~土山峠~半原越~経ヶ岳~仏果山~高取山~宮ヶ瀬越~大棚沢広場への周回コースを歩いて来ました。
当日の天気は良くなかったが、たまには雨の日の山歩きも良いかと思い出発。
大棚沢広場出発、8時 15分。まだ雨は降ってなく薄暗い。
宮ヶ瀬湖沿いの県道 64号線を南東側に進み、土山峠バス停の先にある登山口着、8時 45分。
道標はしっかり整備され、各所にテーブルベンチがあり、とても歩き易い登山道でした。
尾根上の土山峠分岐点通過、9時 36分。
なだらかな尾根道を進み、鹿止めの扉を抜け丸太作りの階段を下ると舗装された林道が見えてくる。その林道と登山道の交差する所が半原越。 半原越(はんばらごえ)通過、10時丁度。
昭和の初期まで煤ヶ谷(すすがや)は養蚕が盛んで、当時 糸の町として栄えていた半原へ、繭を背負って この峠を越えていたことから、「半原越」という名が付いたと云われています。
半原越から丸太で作られた長い階段を登る。
階段を登り切った所に丹沢山塊の山名案内板があり、晴れていたらその山々を確認しながら休憩できるテーブルベンチが用意されていた。 10時 10分、通過。
だが今日の天気では回りは真っ白なキャンバスを見ている様で残念だった。
そこから新緑の木々を見ながら尾根を進むと、前方に経石(巨岩)が見えた。
経石の云われ 昔、弘法大師がこの岩(南側にある穴)に経文を納めたことから経石と、また経石のある山だから経ヶ岳(標高 633m)と呼ばれるようになったと伝えられています。 この中央上部にある穴に経文をおさめたようです。
10時 25分、経ヶ岳山頂着。
国土の基本測量を行うための重要な基準点として三角点があります。 三角点には位置の基準点として一等から四等に区分され、眺めの良い山頂等に設置されています。
経ヶ岳には、二等三角点が埋設 されていました。10分の休憩で10時35分、下山開始。 曇ってはいたが寒くはなかった。
帰りに経石の上に綺麗なヤマブキが見送ってくれました。
下りでは、登りで気付かなかった花々が良く見えた。ヤマツツジ。
尾根を歩きながら、これから向かう仏果山(標高 747m)が見えた。
半原越通過、10時 52分。 ここを通る林道は法論堂(おろんど)林道と呼ばれ、途中に法論堂という地名からとられているようです。
昔、修験者(山伏・僧侶)達が、この地で法(教え)を論じ合ったことから、法論堂(おろんど)と云う名が起こったと伝えられています。 現在「宿(やど)」と呼ばれている旧家があるようですが、恐らく修験者達が宿とした所から云われたようです。 煤ケ谷の資料によれば「存円和尚、時々村舎に説法し村民をして輪回応報を聞知せしめ至法に遵(したが)わしむ。今の法論堂村 是れ也」とありますが、存円和尚とは仏果禅師のことだそうです。
先程、一気に下った丸太作りの階段を再び登り返し、鹿止め の扉を抜け緩やかな尾根を進み土山峠分岐まで戻る。
土山峠分岐通過、11時 16分。
この先は「関東ふれあいの道」を進み仏果山を目指す。
※次は仏果山から高取山縦走コースを歩きます。
※ ご覧頂き、ありがとうございます。
元気ですね!
今の時期は新緑が綺麗ですね!
山吹の黄色、ヤマツツジの赤い色も綺麗です。
宮ケ瀬湖の方も好きで昔よく行きました。
人も少なく静かでいい所でした。
前に霧ヶ峰の景色や花に惚れて、カミさんとよく行った話をしましたが、その話の続編です。
カミさんの友達2人と一緒に霧ヶ峰高原の隣の車山肩で満開のレンゲツツジと白いコバイケイソウを満喫して肩のコロボックルヒュッテでお茶をした後、小海線の野辺山駅に寄りました。
駅のすぐ近くでサニーレタスの収穫を5~6人の若者がしていました。
カミさんの友人がそこで動かなくなり、ついに譲ってくれないかと声をかけました。
若者の1人が収穫の手を止めいいですよと。
収穫した茎の切り口を勢いよく水で洗ってくれ、車のトランクに積めれるだけ積みました。
代金は卸の値段でいいという事で、とても感じのいい若者たちでした。
すいませんでした、わがままな叔母さん達が作業の手を止めさせまして。
帰宅し友達2人とウチと3等分しましたが、半端でなかったです、高原野菜!!!
毎日新鮮な飛び切り美味しいサニーレタスをいっぱい食べましたが食べ終わるのに何日もかかりました。
何日もかかりましたが、やはり直接畑からです。
ずっと新鮮なままでした!
美味しかったです。
あの味は今でも忘れません(笑)
八ヶ岳の東に位置する野辺山高原やもっと埼玉県よりの川上村辺りは一面が高原野菜で埋め尽くされ凄いですね。
直接、譲って頂け新鮮そのもの、美味しさが伝わります。
今回の山は山岳修験者の霊場という事で低山ではありますが、ヤセ尾根にロープやクサリの設置された箇所が幾つもあり、緊張する山でした。
天気は良くありませんでしたが、春らしい花々に出会えたことが最高でした。
雨の日は滑りやすくて大変そうですが
湿った景色もまたいいですね。
雨の日に出歩くのは好きではないですが
雨の景色は好きです(*^▽^*)
水で湿って色が濃くなって独特の雰囲気に変わりますよね✨✨
躑躅が色を添えて 緑も綺麗ですね!開いたばかりの明るい葉っぱがとても綺麗です(*^▽^*)✨✨
そうなんです。雨で濡れた木道で、うかつに出した一歩が滑って転倒した経験があるのです。
なので、雨の日は充分に注意して歩いています。
連泊でアルプスに入山時、雨の時も有るので雨用の準備を忘れないよう経験を積んでいます。
雨で植物が生き生きとして、花に付いた水滴をマクロレンズで大きくすると綺麗なんです。
新緑の中のツツジは色が映えて、とても綺麗でした。