2016年より施行されている国民の祝日、8月 11日。 ❝山の日❞
山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する ことを趣旨とし、2014年(平成 26)5月に制定されました。 山の日を国民の祝日として制定することを目指す運動は、2009年に日本山岳会の提唱により始まったものだそうです。
2014年に祝日法改正案が提出され成立に至り、これにより国民の祝日は年間 16日となりました。 (日本大百科全書より)
地球の美しさと神秘を感じ取れる人は、 科学者であろうとなかろうと、 人生に飽きて疲れたり、 孤独にさいなまれることは、決してないでしょう。 - レイチェル・カーソン - (生物学者)
真の発見の旅とは、新しい景色を探すことではない。 新しい目で見ることなのだ。 - マルセル・プルースト - (作家)
山を想へば人恋し、人を想へば山恋し 百瀬慎太郎 随筆「針の木峠雑談」より
まだまだ山に対する詩、歌、名言、名台詞、エッセイは沢山あります。 登山家、文人墨客、画家、詩人、写真家、それぞれの職業的感覚から、1つの山岳・草原・湿原等の風景を感動する名文章で表現される方々に ビックリしています。
その文や詩歌を読ませて頂くと、その風景の素晴らしさが浮かんでくるのです。
そんな雑誌 や詩歌を読むと、ジッとしていられないのが山屋さんですね。 自分の目で見てみたいと誰しも思われるようです。
山岳専用の地図とにらめっこしてコースを決め、カメラ を準備する。 こういう素晴らしい景色を目的とすると、どうしても単独登山になってしまいます。 太陽の動き、雲の流れ等で待機したりすることもありますので、団体行動ではできません。 そこでソロとなると、楽しさも登山リスクも全て引き受ける、自立した登山者でなくてはいけません。
行程の途中で最悪の事態 が発生したら、救助要請は最終段階の判断で、今自分で出来る事は何か を考えることが必要です。 なので日帰り登山と言えども、事故を想定した準備は必要です。
団体登山でも、単独登山でも、事故が発生すれば全て自己責任となります。 ただ団体の場合は、全ての手続きが完璧でないと主催者側の責任も問われます。
日本には四季が有り、山 はいつも同じか と言うとそうではありません。 登山を初めて間もない方は、この辺に充分注意をして頂きたいと思います。経験者の方にお聞きするのが良いと思います。
また、これから登山を長く楽しみたいと考えている方は、年間 4~5千円の山岳保険もある様ですから検討された方が安心と思います。
安全登山の❝山の日❞であってほしいですね。
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