富士見高原は八ヶ岳の麓に位置し、創造の森や花の里と自然の中に芸術的な石彫刻が盛り込まれた、標高 1420mの❝天空の
花園❞を歩いて
来ました。 平成元年(1988)から10年間にわたり国内外の彫刻作家によって製作され、素材も大きさも異なる 50体の彫刻が草原の中に展示されています。
中央高速の小淵沢ICを 10時半に出て、富士見高原リゾートの
「花の里」に向かい 10時 45分 到着。
天気予報は台風だの秋雨
前線が本州に大きく横たわり、関東近辺は午後から
雨
という予報でした。
向かう場所にもよるでしょうが、逃げられる場所があれば、どこに行っても その天候の楽しさが
見つかるのです。 花の里
出発 11時。 今日は富士見高原
スキー場の回りに咲く山野草を見る、登山ではなく散策路歩きをして
来ました。
最初は林道歩きで、ゲートを越えてから ウォーキングコースに入りました。 11時 10分。
山であり予定していた雨
は早めに降り出しましたが、酷くはなかったので傘を差したり閉じたりの繰り返しでした。
五叉路分岐を 11時 50分通過。
丁度 12時に「不動清水」に到着。 12時半までの休憩で昼食
とした。
江戸時代に八ヶ岳信仰があり、不動明王を奉ったところ、清水が湧き出た様から
「不動清水」と名が付いたそうです。
付近にはサラシナショウマ
が群生していました。
食後は直ぐ近くにある「盃流し」という場所へ移動。
12時 35分着。
平安時代一枚岩に盃を流し、流れる間に句を詠む貴族の遊びがあり、その一枚岩に似ていることから
「盃流し」
の名が付いたそうです。
八ヶ岳からの清流が長い年月をかけ造り出した景観です。
そこから松林の中の林道を
抜け「創造の森」へ。
途中では沢山の山野草
に出会いました。
左はミヤマモジズリ、
中央はハナイカリ、
右はワレモコウです。
最後には「望郷の丘」・「望岳の丘」・「望峰の丘」という丘のある『創造の森』へ。13時半 着。
八ヶ岳
連峰の南端に飛び出した。 その場所は富士山、北岳、奥穂高岳の日本三大高峰が望めるという絶景の展望台。
この天気では残念
50体あまりの現代彫刻と、自生する山野草を愛でながら皆さんで思い思いに散策
を楽しんで頂きました。
最高の展望スポットでありますが、勿論それは好天
時であり、花も景色もは一寸欲張りでした。
14時、車の待つ八峯苑「鹿の湯」
に向け、いろは坂の様な白樺林の中の道をノンビリ
歩きました。 青空であれば白樺がもっと綺麗に見えたと思います。お疲れ様でした。
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