英国人宣教師ウォルター・ウエストンが見いだした国際的山岳リゾート『上高地』。 ここから日本近代登山の歴史が始まりました。
いつもは登山の単なる通過点であったが、今回はじっくり時間をかけて気が置けない仲間と泊り掛けで出かけてみた。
歩き慣れない人も居たので1日目は大正池ホテル前で下車し、大正池、田代池、田代橋へと木道のある自然研究路を散策した。
最初は穂高の稜線は霧で見えなかったが、久し振りに来た仲間のために、天候の回復と共に少しずつ穂高連峰の全容を見せてくれた。
タクシーの運転手さんの話では、昨日まで雨がひどく、自然研究路は通行禁止となっていたとの事でした。 そんな事を聞くと、みなそれぞれに「やはり、普段から良い事をしているからこうなるんだ。」なんて勝手に良い方に解釈していた。 確かに昨日までの雨はひどかったと思わせたのは、大正池ではなくて大正川になっていた。
穂高連峰の裾野、清流梓川の岸辺を歩けば、次々に展開する美しい風景に感動しきりです。
大雨の翌日でも梓川は濁らないのが素晴らしい。 そして新緑、水の中の水草、原生林の中で聴く小鳥の声、森林浴、歩いているだけで元気になります。
2日目は朝食後、8時からカメラだけ持ち梓川右岸の自然研究路を通り明神まで散策した。 右岸にとても立派な木道の研究路があったのにはビックリしました。発見であった。 朝のカッコウの鳴き声は本当に爽やかで良いですね。
「カッコウ」 「カッコウ」
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