京都駅中央口から西へ800m程のところに、平安建都1200年を記念して整備された府民憩いの庭である梅小路公園に寄ってみた。
小さい子が走り回るには安全で最高の公園である。
芝生広場のほか、池泉回遊式の朱雀の庭と木々や小川で実際の自然環境を再現した「いのちの森」があり府民の憩いの場となっている。
また、隣り合わせに蒸気機関車の歴史を保存する博物館が併設されている。 正式名は『梅小路蒸気機関車館』
ここは、1972(昭和47)年に日本の鉄道開業100周年を記念し、貴重な交通文化財である蒸気機関車を末永く後世に伝えるため、博物館として誕生したとの事です。
公園で遊んでいたら横を蒸気機関車が走り抜けて行くので、尋ねたら誰でも乗車できると聞き、昔の懐かしさを感じ乗車してみた。 石炭の燃えた黒い煙、そのススの香りが何とも言えない郷愁を感じた。
機関車展示館外には、扇形車庫に勢ぞろいする蒸気機関車、SLがダイナミックに向きを変える転車台、線路を勇壮に走るSLスチーム号、SLの知識がいっぱい詰まった展示品、そして明治の雰囲気を色濃くかもし出す旧二条駅舎により、日本の鉄道の歴史と鉄道文化を運転席に座ってみたり実際に体験できることで、子供より大人が興奮してしまう世界でした。
東海道本線の国府津駅、御殿場線の山北駅、共に昔は国鉄の町として栄えた時期がありました。 そこには扇形車庫も転車台もありましたが、当時は近寄って見る事など出来ず、子供の時に線路を横切るだけで時間が掛かり、子供心に「広いな~ッ、大きいな~ッ」と感じた記憶がよみがえりました。
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