初日に蓮華岳(2,798m)まで足を踏み入れることが出来なかったので、4時に起床し、朝食前に早朝
散歩に出かけて来た。 薄暗かったがライトを点けるほどでもなく、歩くに支障はなかった。
針ノ木峠からハイマツ帯の急坂を登って行くと、開けた稜線に出る。 振り返ると、これから向かう針ノ木岳(2,820m左)とスバリ岳
(2,752m右)がひっそりと朝日を待っていた。
5時には薄日が射し始め、針ノ木から赤沢岳(2,677m)の吊り尾根の先に雲が流れ、その後ろ
左手に立山三山、右手雲の後ろに剱岳(2,998m)が確認できた。 大自然の移り行く風景には毎回感動である。
広々とした岩礫の稜線と周りの素晴らしい山岳風景に目をやりながら稜線漫歩を楽しんだ。また明るくなり始め足元に可憐なコマクサが見事に群生していた。 これだけ群生するコマクサを見たのは久し振りの感動である。
蓮華岳(2,798m)山頂到着5時15分。 若一王子
(わかいちおうじ)神社の奥社が祀られていました。
朝日を浴びた針ノ木岳が素晴らしい。 針ノ木小屋に戻りながら見る山岳風景は、ゆっくり座り込んで眺めていたい気分でした。好天に恵まれ
360度
の大パノラマ、本当に
素晴らしい
の一言でした。
お腹が空いたので、朝食時間の6時に小屋に戻った。 今は山小屋の食事が、どこの小屋でも美味しい物を食べさせてくれるので、山に行くのも楽しいが小屋の食事にも楽しみが増えた。 下の絵が針ノ木小屋
です。7月20日(土)は小屋のすぐ横まで雪渓がありました。
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