ここのところ寒が戻り、テレビでのサッカー観戦とはいえ、オールド・トラフォードの雨の勢いは「さぞ寒かろう…」と。しかし、マンUは熱い。Cロナウド、テベス、ルーニーといった役者の揃い踏みで快勝!リーグ首位を守った。
ここのところ勝利に見放され、寒さを増すアーセナル?この日も降格圏内のボルトンを相手に苦戦。先制を許すと、30分でディアビが退場。更に追加点を許し、万事休す…。
リーグ戦では4引き分けの後、前節チェルシーに痛い敗戦を喰らい、ズルズルと首位の座をマンUに明け渡しただけでなく、チェルシーにも抜かれ3位まで後退したアーセナル。若さをここ終盤にきて露呈してしまったか。
しかし、本当の若さはこの試合の後半に出る。明らかに疲れの見えるボルトンに対し、温存していたエース・アデバヨールに19歳のウォルコットを投入。動きが違う。あれよあれよと同点に追いつくと、89分にセスク・ファブレガスが放ったシュートで、ボールがゴールに吸い込まれて土壇場で逆転(記録はオウンゴール)。
さあ、アーセナルよ!若き志士たちよ!ミッドウィークからはリバプールとの三連戦(リーグ戦を挟みCLのクォータファイナル2試合)に続き、マンUとの直接対決だ!厳しい試合になるだろうが、若さを出しながら爽やかに戦ってほしい。