日本代表新監督にザッケローニ氏が決定し、国際Aマッチウィークに開催された日本の代表の試合を観戦したことはご承知のとおり。パラグアイに雪辱、グアテマラにも勝ったは勝ったが、もの足りないと思っているのは私だけではないはず・・・。
パスは一応つながっていたものの、とても組織的なプレーとはいいがたく、特に今日のグアテマラ戦(実はパラグアイ戦は酔っていて、よく見ていなかった!)は、特に大味な感じがした。格下相手の勝利に、ザッケローニは喜んでいましたかねー?もう2、3点欲しかった・・・というより取らなくては・・・。
ザッケローニ氏、ミランの監督に就任し、すぐにリーグ優勝を成し遂げたということで、さぞナベカズ師匠はお気に入りの人物かと思えば、首を傾げる。優勝で名前は売れたものの、その後、全くと言っていいほど実績がないため「(その実力が)分からない」と言うのである。前期、途中からユベントスの監督をしていたことすら私は知らなかった。
冷静で、人の良さそうな感じで、ホントに日本を強くしてくれるの?攻撃的なサッカーをする顔には見えませんが。まあ、日本人には合っているのかもしれないし、実際今回の親善試合もピッチに立ったわけでもなく、具体的な作戦を授けたわけでもないのだろうから・・・。
ただ、今回連勝した若い日本チームに期待を大きく抱くのはまだ早いような気がする。得点力が高くなったとはいえず、使えそうな選手が何人か個人プレーに固執してしまった感が否めないが、そこを監督がどのようにチームとして仕上げるかだからねー。まあ、見せてもらいましょう!
(写真下:グアテマラ戦を観戦する、日本代表・ザッケローニ新監督)