行き先不明人の時刻表2

何も考えずに、でも何かを求めて、鉄道の旅を続けています。今夜もmoonligh-expressが発車の時間を迎えます。

「荒野の七人」、いまなお新鮮な映画です

2010年09月30日 | 本・雑誌・映画

日が変わったので一昨日の夜、サッカーを見終えてチャンネルを回すと、NHK-BSで「荒野の七人」やっていたねー。中学・高校の時にマカロニウエスタンにはまり、懐かしくて見入ってしまった(とはいえ、途中で寝てしまったのだが・・・)

この映画、豪華スターの競演作として有名。ユル・ブリンナー(「王様と私」)を主演に、スティーブ・マックイーン(「タワーリング・インフェルノ」)、ジェームズ・コバーン(「シャレード」←見てません)、チャールズ・ブロンソン(マンダムのCM)、ロバート・ボーン(「レマゲン鉄橋」のドイツ軍将校→「遠すぎた橋」と勘違いしている人が多い!)などが出演する一大西部劇。ジョン・スタージェス監督。

ご承知のとおり、黒沢作品の「七人の侍」のリメイク版として有名。「七人の侍」は、その後も「地獄の七人」などのハリウッド映画に影響を及ぼし、昨今話題の堂本幸一の舞台などで、今も語り継がれる。「荒野の七人」は、続編も続々登場した!

この映画の中で、ロバート・ボーンの憂いを秘めた役柄が印象的。衰えとともに銃を抜けなくなったガンマンを演じる。

また、スティーブ・マックイーンが馬に掛け乗り、荒野に繰り出すシーンでは、「大脱走」の時にバイクで野原に向かう姿がオーバーラップする。

自分が生まれた時代の映画だが、今見ても全く見劣りしない・・・名画ってそんなものですよね!お勧めの作品です。

(写真下:荒野の七人の一シーン、左:ユル・ブリンナー、右:スティーブ・マックイーン)

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