右肩下がり？景気の悪い「台風９号」上陸

その名を「台風９号」言いましたっけねえー。まっすぐ新潟へ向けて進路が予想されていた。そりゃ、覚悟しましたわねー。会社が持つ工事現場に声を掛け、子供たちの登下校に注意を促すなど、それなりに心の準備はできていた、今朝までは。

何々、福井に上陸？各テレビで気象予報士が伝える進路は、午前中の内に少し南方向へ！福井上陸は観測史上初めてで、その後も琵琶湖付近から東海地方へ。東南東の方向？進路をたどると、まるで右肩下がりの珍しい放物線を描いた。

南に進路を取ったため、南海の湿った空気を取り込み、関東・東海・甲信地方では、記録的な豪雨に見舞われたとの報道。増水した川は濁流溶と化し、東京でも下水が溢れて都市機能がマヒした様子がテレビでも映し出される。

被災された方には申し訳ないが、進路が南に下がったことで新潟県地方は「どこに台風がきているの？」と思わせるかのように天気が回復。紙一重といったところでもあるが、勢力が弱いからと言って油断はできないということだな。

ただ、この台風の接近により新潟県地方では恵みの雨となったことは間違いないし、猛暑から逃れられたということはありがたい。これで、秋が深まりますかねー。（写真下：関東地方が豪雨に見舞われているのに、私の通勤帰路からは青空と夕日がくっきり）