これまでにも佐渡のダムはここでも紹介してきた。アースダムでは県内最大級の佐和田ダムや堤体が美しいロックフィル式の小倉ダム、最近では島民に親しまれている新穂ダムなどなど。
しかし、これらはいずれも島特有の農業用水不足を解消するため、かんがい目的に設置されたダムで、農政局の事業により設置。県でも農地部や島内の土地改良区が管理するもだった。
今回は、新潟県土木部(佐渡地域振興局地域整備部)が管理するダム。佐渡には金北山(きんぽくさん)など標高1,000メートル級の山が存在する。しっかりと洪水調整や治水のためのダムも必要である。
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「新保川ダム」は、国府川水系新保川に設置された重力式コンクリートダム。1973年竣工だが、その後かさ上げ工事を実施していて、現在は堤高38メートル、堤頂長254メートル(ダム便覧から)。
大佐渡山脈を越える観光路線「大佐渡スカイライン」のすぐそばにあって、観光に訪れた人も一息つく場所にある。実際私もスカイラインから佐渡金山にの途中で見学(昨年秋の写真)。
前述の金北山を水源とする新保川、治水にも重要な役目を果たしているが、二度目のかさ上げが計画されており、洪水調整とかんがい用水の役目のほか、上水道用の役目も担うことになる。夏場、佐渡の水不足は今も深刻な問題なのだ。
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やはり国府川の支流であるが、小佐渡側にあるのが「大野川ダム」。重力式コンクリートで、堤高47メートル、堤頂長183メートル、1978年完成。
今回紹介する3つのダムの中で、堤体を容易に正面から見れるのはこの大野川ダムだけ。3つのダムを管理する地域整備部の管理事務所がここに置かれている。ダムカードもここで配布。
正面から見ているとわからなかったが、ダムの提体が途中で曲がっている。取付部の地盤の関係だろうが、ダム事務所から出てきた人に聞いたが「分からない」と言われた。私でも分かるのに?
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3つのダムで一番新しいダムが「久知川ダム」。1985年10月竣工。堤高51メートル、堤頂長131メートル。この久知川だけが両津湾に注ぐ。両津湾に注ぐ川のダムとしては最大規模ということになる。
両津港からもそれほど時間もかからず、集落からもそんなに遠くないのだが、やけに秘境にある感を醸し出す場所にひっそりとたたずんでいる。
3つのダムの中で唯一管理用エレベーターが設置されているほか、天端からは加茂湖が望める。いろいろな意味で、非日常を感じることのできるダムである。
しかし、これらはいずれも島特有の農業用水不足を解消するため、かんがい目的に設置されたダムで、農政局の事業により設置。県でも農地部や島内の土地改良区が管理するもだった。
今回は、新潟県土木部(佐渡地域振興局地域整備部)が管理するダム。佐渡には金北山(きんぽくさん)など標高1,000メートル級の山が存在する。しっかりと洪水調整や治水のためのダムも必要である。
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「新保川ダム」は、国府川水系新保川に設置された重力式コンクリートダム。1973年竣工だが、その後かさ上げ工事を実施していて、現在は堤高38メートル、堤頂長254メートル(ダム便覧から)。
大佐渡山脈を越える観光路線「大佐渡スカイライン」のすぐそばにあって、観光に訪れた人も一息つく場所にある。実際私もスカイラインから佐渡金山にの途中で見学(昨年秋の写真)。
前述の金北山を水源とする新保川、治水にも重要な役目を果たしているが、二度目のかさ上げが計画されており、洪水調整とかんがい用水の役目のほか、上水道用の役目も担うことになる。夏場、佐渡の水不足は今も深刻な問題なのだ。
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やはり国府川の支流であるが、小佐渡側にあるのが「大野川ダム」。重力式コンクリートで、堤高47メートル、堤頂長183メートル、1978年完成。
今回紹介する3つのダムの中で、堤体を容易に正面から見れるのはこの大野川ダムだけ。3つのダムを管理する地域整備部の管理事務所がここに置かれている。ダムカードもここで配布。
正面から見ているとわからなかったが、ダムの提体が途中で曲がっている。取付部の地盤の関係だろうが、ダム事務所から出てきた人に聞いたが「分からない」と言われた。私でも分かるのに?
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3つのダムで一番新しいダムが「久知川ダム」。1985年10月竣工。堤高51メートル、堤頂長131メートル。この久知川だけが両津湾に注ぐ。両津湾に注ぐ川のダムとしては最大規模ということになる。
両津港からもそれほど時間もかからず、集落からもそんなに遠くないのだが、やけに秘境にある感を醸し出す場所にひっそりとたたずんでいる。
3つのダムの中で唯一管理用エレベーターが設置されているほか、天端からは加茂湖が望める。いろいろな意味で、非日常を感じることのできるダムである。
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