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バルサのレジェンドが新監督として戻ってきた

2021年11月21日 | スポーツ・スポーツ観戦


シャビ・エルナンデス。バルサの黄金時代をイニエスタやメッシとともに作り上げた伝説のミッドフィルダーが、バルセロナに監督として6年ぶりに戻ってきた。
今シーズン調子の上がらないバルサ。クーマン監督の解任、そしてシャビが次期監督候補として名を挙げていることは知っていたが、国際マッチウィークを挟んで、自分にとっては突然のカンプノウ登場になった。
初戦はエスパニョール、バルセロナダービーのホーム・カンプノウでの試合となり、メンフィス・デパイのPKで奪った1点を守り切った形で初陣を飾った。
(※WOWOWでは、「チャビ」と表記しているが、2002年の日韓ワールドカップからほとんどのメディアで「シャビ」と呼ばれているので、ここではそのように表記する。)



今回も写真を借用しているWOWOWでも、大々的に監督によるバルサ復帰を伝える画像が流れる。パスサッカーの象徴でもあったため、その戦いぶりが注目されているが、すなわちそれがバルサ。バルササッカーにバルサ監督がつぎ込まれたといったところ。
バルサでの出場試合数767試合はメッシに次ぎ歴代2位。リーが優勝8回、チャンピオンズリーグ4回。ユーロの連覇とその間の2010のワールドカップ南アフリカ大会でスペインの代表としても活躍。
現役時代バルサ退団後はカタールのアル・サッドに加入し、そのまま監督に就任。昨シーズンのカタールリーグを制覇しており、その活躍の舞台をいずれバルサでと話は出ていたが、クーマン解任をのためアル・サッドとの契約を解除し急遽スペインに戻ることになった。



もちろんソシオ(バルサ会員)やサポーターだけでなく、バルセロナ市民、スペイン国民からも崇拝されているレジェンドの復帰は、誰もが大歓迎、試合前から絶大な信頼が寄せられている。
その期待はヨハン・クライフやベップ・グラウディオラの再来のようにも報道されており、その期待を一身に背負うことになったシャビ。まず規律を重んじて、バルサを再建したいというのもバルサのレジェンドのシャビらしい。
ただ、今期のバルサはけが人続出。期待の若手のアンス・ファティ、ユーロでも活躍したブレイスウェイトや新司令塔のペドリ、新加入のアグエロなど、これを考えるとシャビも大変だし、クーマンも可哀想といった思いにもなる。
さて、どうなりますかね!もちろん、奇をてらうパスサッカーやラ・マシア(下部育成組織)出身選手の起用など、ぜひとも期待しています。



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