日曜の夕食は駅弁だった。
週末、遊びに来ていた孫が帰ると、老々生活を思い起こさせるように家には妻と二人暮らし。ご飯を炊くのも面倒だし、イオンで駅弁が売っていたので買ってきたという。
それでも、駅弁においても私の好みは「幕の内派」ということは知っているようで、写真の駅弁「京都の春」を購入してきた。おかずを様々楽しめるし、つまみにもなるしね。
駅弁を見ると「淡路屋」製。神戸の老舗駅弁屋のものだ。イオンだから関西の弁当屋か?
確かに前日には長男も淡路屋の名物駅弁「ひっぱりだこ飯」を食っていた。懐かしい容器だけが残っていた。(写真下:陶器製の蛸壺をイメージした容器。中身が入ったものは2004年購入・撮影したもの。)
淡路屋は、新神戸や西明石駅、山陽線沿線で駅弁を販売していたが、今では関西一円でも委託販売されており、東京駅などの駅弁コーナーでもその名前はよく見かける。
イオンはじめ催事での販売、空港、甲子園球場やほっともっとフィールド神戸などでも販売。ANAの機内食も納入している。関西に二はなくてはならない駅弁屋になっている。
というのも大阪には、かつて「水了軒」という弁当会社があり、大阪を中心として営業活動をしていたが2010年に廃業。この水了軒、会社名やブランド、工場等の施設が売却・別会社が運営になっており、当時から主力商品だった「八角弁当」だけが再現されて新大阪駅構内で売られているとか?今度探してみたい。(写真下:廃業前の水了軒の弁当「八角弁当」2003年購入・撮影。)
スピード化や旅行の時短が進み、列車から食堂車が廃止されて久しいが、新幹線の車内販売の中止などのニュースも流れ、駅弁業界も厳しい時代を迎えているが、関西の駅弁屋さんも頑張って!
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