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何も考えずに、でも何かを求めて、鉄道の旅を続けています。今夜もmoonligh-expressが発車の時間を迎えます。

佐渡の手前の新潟港にオープンした「佐渡の手前」

2022年07月18日 | 食(グルメ・地酒・名物)
しばらく投稿がなかった。コロナが再燃してきている中ではあるが、仕事で出かける機会が多くなってきていて、佐渡へも出張。仕事で佐渡に行けるということは、自分にとっては実にラッキーなことでもある。
そんな中、先月の佐渡訪問時にすでに気が付いて訪問済みであるのだが、写真を取り揃えて今回紹介したい店がある。ただ、佐渡島内ではないので「佐渡の味紀行」とは言えない。佐渡の手前、新潟港に新しい食事処が6月1日にオープンしたもの。
店名が「佐渡の手前」。確かに、佐渡に渡る手前で、佐渡の玄関口ともいえる佐渡汽船の新潟港にあって、手前の料理を提供しようというもの。この場所で長く営業してきたレストランが廃業となって、寂しさを感じ、さてどうなると思っていた矢先、意外にも早く次の店がオープンしていた。(写真下:白いのれんが印象的な店のエントランスと、やはり白を基調とした明るい店内。)



確かにコロナの影響もあり、ただでも飲食店の経営は大変なところ、佐渡へ渡る観光客も少しは戻ってきたと紹介はしたが、観光の島・佐渡にとってはまだまだ厳しさが続いていることは確かだ。
ここのところ、佐渡には島外・県外からの資本投入が活発。以前紹介した「みちのりホールディングス」の佐渡汽船への資本投入や、東京・日本料理「僖成」グループの飲食店のオープンなどがそうである。
「この場所でよくやってくれた!オーナーはどちらの方?」と店員に声をかけてみると、なんとまあ僖成グループでした。店構えこそ日本料理とはかけ離れているものの、メニューには例の海藻を練り込んだうどんなどもあり、佐渡の手前を演出している。何だか嬉しくなった。(写真下:僖成グループの店を紹介するパネルと、「佐渡の手前」のメニューの一部。)



店内は白いテーブルに白い椅子の明るい雰囲気で、メニューもシンプルでカジュアル。食券をタッチパネルの自販機で買い求め、配膳等はセルフサービス。若い人や小グループでも入りやすい。船へ持ち込める弁当「船弁」やかき氷・ジェラートなどもある。(写真下:店の看板メニューになっている「船場のマイルドスパイシーカレー」と「佐渡うどん」。)
この僖成は、以前紹介した佐渡うどん「蒼囲」のほかに、まだ紹介していないが佐渡で「佐渡箱ちらし」なるちらし寿司専門店「ときなり」もオープンさせている(現在は団体のみの受付)。昨年来、「佐渡」という文字を付して次々新店舗を展開している。
この時世、人口の激減に、観光客の激減が、島内の経済疲弊に拍車をかけている。ただその中で、頑張っている従来からの店や、島外から佐渡の魅力に魅せられ移住し開店する店も多いような気がする。まだまだ佐渡の魅力を開拓・追及していきたいと思う。




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