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緊急事態宣言が冷めやらぬ9月の晦日の日に、ジョージの運転手として埼玉へ日帰り出張。建築関係の現場に出かけた帰り道のことである。
順調に車を進めで、少し休憩がとりたくなったもので関越自動車道の谷川岳PAに立ち寄る。関越トンネルの東京寄りに設置されていて、下り線は高原ホテルを思わせるきれいなパーキングだ。
トイレにより、タバコを吸って、すぐさま車に戻ろうとしたとき、けたたましいサイレン音とともにアナウンスが入る。関越トンネル内で事故のため、トンネル内は進入禁止だという。
本線上を走っている車はしばらくして立ち往生。パーキングの駐車場もみるみるクルマで埋めつくされていく。
難題ものパトカーや消防車・救急車がトンネルの中に吸い込まれていき、こりゃ大変な事故ではないかと予測される。何時間足止め食うことになるのか?高速だから戻って下道というわけにもいかない。
電車で雪のために3時間立ち往生という経験はあったが、高速道路では初めての経験。まあ、用事を済ませた帰り道だから、少し覚悟して待つことにする。
1時間以上は待ったと思うのだが、間もなくして「通行再開」のアナウンス。まあ、覚悟を決めていたものの、予想よりも早く解放されることになった。
通行再開時、トンネルの中ではまだ警察車両が1車線になった地点で交通整理や現場検証に追われていた。どうやら、大型トラックとバイクの接触事故らしい。
それにしても、本線上やトンネル内で待たされることもなく自由の利くPAにいて良かったし、時間的に事故に巻き込まれることを考えれば、ここでの休憩は正解だったと思った。
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