最近のマイブームは「イザベラ・バード」。明治維新間もない130余年前の日本を旅したイギリス人女性で、特に関東から東北・北海道を旅した際の紀行文「日本奥地紀行」に注目。
というのも、バードは地元である新潟をも訪れており、なじみの深い地元の地名を上げて、当時の様子を率直に、そして女性ならではの繊細な感性で、克明に記している。横浜、東京から、東北の奥地に入ると、文明からは掛け離れた地方の様子が描写されている。
旅行好きであることと、なじみ深い地元や東北の様子、日本の原風景というよりは一時代昔の日本に会えるようで、訳本を一冊と、そしてバードを題材としたノンフィクション本を購入して、少しずつながら旅を楽しんでいる(写真上)。
バードに出会ったのは、数年前、母校である英語科の女性教諭に紹介されてのこと。先生が退職後、バードのことも忘れていたのだが、出張帰り新幹線の座席ポケットの中にあったフリー雑誌で、バードの足跡などが紹介されていて再燃。
雑誌の発行元・JR東日本の「山形デスティネーションキャンペーン」への誘客のための記事のようでだが、まんまとそのもくろみにはまり、電車の旅にでもと考えている。
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