最近、会津ばかり紹介していたので、今回は地元を!
会社のお客様を案内して、地元の観光施設を巡る機会があった。客人は、一流フランス料理のシェフということもあって、地元のワインに興味を持っていただき、ワイン畑とワイナリーを特別に見せていただく機会に恵まれた。
ワイン畑は何度か来ている。何回来ても広大な場所だ。そして以外に急峻な山肌に畑が切り開かれているが、日当たりや気温、土質なども相まってワインの生育にいい場所だそうである。
ようやく実をつけたばかりで、夏から秋にかけて収穫される。今年も出来が良さそうとのさそうとのことである。
ただ、予算や人手の問題もあって、広大な土地は十分に活用されておらず、収穫量は毎年僅かずつであるが減っているのだという。当然ワインの製造量にも影響している。
それにしても、ここからの眺めは素晴らしい。越後平野の北側・新潟市方向を見渡せ、日本海、そして佐渡を望むことができる大パノラマだ。観光にも活かすことのできる場所なんだけどね。
そして、畑から10分ほどかけて山間に入ると、小さなワイナリーがある。ここへ入るのは二回目。前述のブドウ畑からワインがここに持ち込まれる。
白・赤・ロゼのほか、スパークリングワインなど、様々なワインの製造がおこなわれているが、どれも数千本単位の生産量にとどまっている。
先に触れたとおり、ワイン用のブドウが少なく、ワイナリー自体の稼働からすると7割弱。まだまだ余裕があるため、「ワイン用ブドウ増産プロジェクト」なども展開されている。
この後、一行はホテルで地元のワインを試飲することになるが、2014メルローは絶賛でした!「もう少し高く販売してもいいのでは?」との声も。
年代や熟成度によって同じブドウから作るワインでも違いが出るそうで、後から聞いた話では、特にこの年はブドウの出来もよかったようで、貴重なワインとなっている(地元ホテルでいただくことができます。)
最近、巷でも高評価を得ているだけに、美味しいワインを十分な量を提供できるようになればいいのに。地元の素晴らしさと、ちょっともどかしさも感じるまち歩きでした。
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