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何も考えずに、でも何かを求めて、鉄道の旅を続けています。今夜もmoonligh-expressが発車の時間を迎えます。

会津ラーメンのクオリティの高さを味わう

2021年06月20日 | 食(グルメ・地酒・名物)
会津のことを結構書き込んでいる。歴史的な構造物や鉄道・土木遺産なども多く、ここ二か月ほどの間になんか会いお邪魔したことか。完全にはまっている感がある。
そのたびに食べているのがラーメンである。以前、喜多方ラーメンの名店・坂内食堂を紹介したが(4月2日の記事参照)、実は喜多方を含めて会津地方には美味しいラーメンがたくさんある。ひっくるめて「会津ラーメン」と呼ぶことにする。
実は、かの黄色い看板に昭和29年創業と掲げている日本一のラーメンチェーンも出発点は会津若松市。お店ごとに様々な特徴を持つ会津ラーメンの人気店を今回ご紹介する。



まず、国道49号沿い、会津若松市河東町にある「古川農園」。「農園」というから、多分以前は農産物を扱っていたようで、店の屋根には「やさい・くだもの」の手書きの看板が抱えられている。外見はラーメン屋に見えない。
喜多方ラーメン系の平打ち中太麺で、あっさりとした豚骨しょうゆ味。店内はコンクリート打ちっ放しの床に、簡易なテーブルが並べられている。メニューは、ネギとかワンタンとかあるが、ラーメンの一本勝負!
中でも、上の写真にある「肉そば」が人気沸騰。まあこのスタイルも喜多方にあるスタイルであるが、会津の味になった人気店。開店前に行列ができるそうだが、密を避けて入店することにしているので、閉店間際の突入でごめんなさい。



味噌ラーメンとなると、会津盆地でも西のはずれ、西会津町は「みそラーメン」をご当地グルメとして早くからまちおこしに取り組んでいる。何店か味噌ラーメンを扱う店から「えちご家」を選択。
濃厚味噌スープが特徴の西会津のラーメン、えちご家もそのとおりだが、少し甘めの味噌味はたっぷり野菜から甘みが出ているのだろうか?見た目よりはあっさりといただける。やはり平打ち中太麺を使用している。
西会津には味噌蔵はないようなのだが、隣の会津坂下町には味噌醤油の醸造蔵があって、そこに目を付けてたものなのか?会津ラーメンの中で特徴を出そうと、まちぐるみで取り組んでいるようだ。



最後は塩味。会津若松市から国道121号で南下、芦ノ牧温泉の近くにある会津若松市大戸町上三寄(かみみより)には、超人気のラーメン店が3軒並ぶ。その中から自信を持って「うえんで本店」を紹介したい。
ここでは「会津山塩ラーメン」なるものをいただく。会津山塩とは温泉を見つめて作る塩で、古くからこの地方でつくられていたもの。喜多方を含めた会津ラーメンには極太の手打ち麺というのがあって、今回その組み合わせて注文。
これは絶品!これまでに食べた中でも最高の味。このラーメンにより会津ラーメンのクオリティの高さを感じて虜になったようだな。なお、「うえんで」は、「上の台」という地名が会津流に訛ったものとのこと。


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