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さてさて、まあ気を取り直して!新しいプロジェクトの中で、ちょっと出会うことのできた素敵な空間。新潟駅の商業施設の一角に「MOYORe:(モヨリ)」という交流拠点を紹介する。
施設空間をどのように使うかということで、プロジェクトのメンバーがぜひ見てみたいといっていた施設がこの「MOYORe:」で、なかなか話題になっているというのだが、私は知らなかった。
新たな複合型シェアスペースとして、新潟駅のCoCoLo南館1階をリニューアルして、一昨年の9月にオープンした。事業主体が、JR東日本新潟シティクリエイト(旧トッキー)、企画運営をリビタという施設のリノベーション専門に行う東京の会社だ。
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スペースを貸し出すとともに、交流を拠点となり、町の活性化につなげようという取り組みだが、ここのスペースは確かに魅力的だ。なにせスペースのバリエーションが豊富で、何かしらには使える!使ってみたいという作りになっている。
シェアキッチンは料理講習や料理パフォーマンスを実演する場所として使える。アトリエは、ちょっとした創作活動をするための道具を作業代や道具を備えている。ヨガレッスンなどを行えるスタジオは遮音性が高いという。
ちょっとしたイベントや研修会で使用できるホール。展示や物販も可能なエントランスを利用したポップアップスペース(写真下)。そのほかに個人利用を可能にしたワークラウンジ&コーヒースタンド(写真上の2枚)や、会議や打ち合わせのできるミーティングルーム(写真下)が3室設置されている。
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このコロナ禍において、コワーキングスペースやシェアオフィスなどが注目を集めている。作業スペースをシェアするというのは、異業種間でつながりを求めたり、出会いがあったり、また個人として起業する場合などもってこいの場所にもなる。
そして、ここの強みは何といっても駅至近の場所にあること。「駅最寄り・最寄駅」で「モヨリ」ということだろうが、企画運営者は「みんなに一番近い『最寄り』の場所」を目指しているという。
改築が進む新潟駅。地方の創生の取り組みとしても注目したいが、やはり県都で政令都市である新潟市での取り組み。さらに地方・田舎でもやり方によっては、可能性はなくはないのだろうが、もう少し魅力や付加価値を載せる必要がありそうだ。
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