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何も考えずに、でも何かを求めて、鉄道の旅を続けています。今夜もmoonligh-expressが発車の時間を迎えます。

喜多方ラーメン・老舗「坂内食堂」で食べるから美味しいの!

2021年04月02日 | 食(グルメ・地酒・名物)


4月に入り穏やかな天気。今週はかなり仕事頑張ったので、平日にお休みをいただき、一人で長距離ドライブに。行先は会津方面。朝早く出たのには訳がある。喜多方で朝ラーをすることを思い立ったからだ。
喜多方は会津地方の中心都市・会津若松市から北に20キロ弱。テレビ番組で取り上げらたことから「蔵のまち」として観光地となったが、その客は食べるラーメンが話題になり、いまや喜多方は「ラーメンの聖地」となっている。
人口4万5千人ほどの町に120軒のラーメン店があるという。その中でも超人気店であるのが「坂内(ばんない)食堂」、平日でも昼は行列ができ、土日となるとそれが50人以上、1時間待ちになる日も珍しくないのだそうだ。



ところがどっこい、この店は朝7時から営業をしている。いくら人気店でも、朝から行列ということはないだろうということで、朝9時過ぎに喜多方に入る。
市役所脇の狭い小路に店はあったが、一旦店の前をクルマで通り過ぎる。というのも駐車場が満杯。嫌な予感がするが、一回りして戻るとポツポツとスペースがあった。僅か10分足らずの時間なのに。
ただ、店に入ると中は広く、お客は数人。もしかして、朝のピーク時間帯が終わったころだったなのか?最初にレジでメニューを見せられ、注文をして会計も済ます方式だ。



一番ポピュラーと思われる「しなそば」注文。間もなくして運ばれてきた。早い。
透き通ったスープに縮れ麺、これぞ喜多方ラーメン。スープはあっさりしているのだが、コクが深い。ここは塩ベースなんだね。少し平べったい熟成の多加水麺はシコシコして、口の中で踊ってくれる。。肉厚チャーシューも見た目より味がしみていて口の中で踊ってくれる。
喜多方ラーメンを喜多方で食べるということは何回かあったが、確かに人気店と呼ばれるだけはある。



店にはお土産用の売店を併設。倅とお嫁ちゃまにおみやげとして買いました。創業60年の老舗の味を持ち帰ることもできる。
また、坂内ブランドは暖簾分けや姉妹店の登場もあって、日本全国には「喜多方ラーメン坂内」(㈱麺食のブランド)としてで広がっている。この会社、海外にも進出しているんですよ。
お土産セットやチェーン店の展開で、いつでもどこでも食べられるのはいいけど、ここまで来て食べた感動が少し落ち込んでしまう?それでも、ここで食べるから美味しいの!

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