
「波伝谷(はでんや)に生きる人々」 我妻和樹 ××× (YIDFF)
南三陸戸倉にある波伝谷に学生時代から住み込んで取材していた監督が1組の夫婦を中心に海と畑の恵みで生きる人々を描いています。小さな集落ではありますが、そこには契約講という組織に入れるかどうかでその地区での立場の違いが歴然としてあり、決してきれいごとだけではありません。ちなみにこの集落は311で流されてしまいました。
タバコは、50年前の「新日本紀行」の映像かと思われるほど喫煙率が高く、女性や子どもの前でも、仕事の舟の上でもカキなどを加工する場でも全く無頓着に喫煙していました(×××)。契約講が衰退していくのはこうした前近代的な集団だからまともな人は離れて行くのが自然なのではないでしょうか。少なくともプロなんだから、勤務中は禁煙しましょう。