無煙映画を探せ  

映画のタバコシーンをチェック。FCTC(タバコ規制枠組条約)の遵守を求め、映画界のよりよい発展を願うものです。

ガッチャマン

2013-10-04 | 2015以前の映画評


「ガッチャマン」 佐藤東弥監督 ○

 21世紀の初頭、地球は謎の侵略者によって17日間で征服され、地球の半分は破壊されました。人類の絶滅を避けるため、不思議な「石」の力を引き出せる遺伝子を持つ800万人に一人の「適合者」に希望を託します。彼ら「適合者」は子どもの頃からエージェントとして教育、訓練を受けていました。彼等こそ、われらが「ガッチャマン」なのです。
 物語はよくあるものですが、ハリウッドの作品に比べると宇宙船や巨大な宇宙都市などSF的な舞台はこじんまりとしていて日本的。ガッチャマンが空を飛ぶスタイルはモモンガみたいでかわいい。アクションも体操選手の技のようでさわやか。マッチョの大男が相手をなぎ倒すという外国物よりは、女性や子どもも含む華奢なメンバーがチームで闘うという設定も大変日本的ですね。目を背けたくなるような残酷な場面もなく、だれでも楽しめてよかったです。特に音楽のギターの音色と特殊メイクのかさぶたがお見事でした。
 タバコはなし。無煙です。

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