無煙映画を探せ  

映画のタバコシーンをチェック。FCTC(タバコ規制枠組条約)の遵守を求め、映画界のよりよい発展を願うものです。

陽だまりの彼女

2013-10-18 | 2015以前の映画評


「陽だまりの彼女」 三木孝浩監督 ××

 新人営業マンの浩介(松本潤)は取引先で中学時代の同級生真緒(上野樹里)と10年ぶりに再会します。中学時代真緒はいじめにあっていて浩介だけが味方でした。再会したふたりは恋に落ちますが、実は真緒には不思議な秘密がありました。二人の愛のゆくへはどうなるのでしょうか。
 神奈川県内の横浜や江ノ島、小田急、相鉄と登場するご当地映画です。内容はネタバレになってしまうので言及できませんが、動物系ファンタジーです。若いカップルにはお勧めかも。
 タバコは真緒の父親役の塩見三省が真緒の過去を語る場面で「灰皿持って来い。」「禁煙したんでしょ。」「今、やめた。」と再煙する場面がありました(×)。辛い時にはタバコ、という過去のパターンですね。あと、後半の宴会の場面でタバコがチラホラ出てました(×)。

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おしん

2013-10-18 | 2015以前の映画評


「おしん」 冨樫森監督 ○

 1983年NHKの朝の連続小説として社会現象ともなり、のちには世界各地で放映された名作ドラマを、奉公に出された時期だけにしぼって映画化しました。雪の中をいかだに乗って、親元から奉公に出されていく名場面がこの作品でも再演されました。子役の濱田ここねはかつての小林綾子同様の名演技でしたが、両親の演出には苦しみがいまひとつ感じられず表現に甘さを感じました。父稲垣吾郎、母上戸彩のふたりは手はきれいだし衣服もつぎは当たっているもののきれいすぎます。農具も使用感がなくもっと使い込んだものを用意してほしかったです。
 奉公先での理不尽な仕打ちや、脱走兵から教えてもらうのが与謝野晶子の詩「君死にたもうことなかれ」という流れには共感を感じました。続編はあるのでしょうか。
 タバコはなし。無煙です。

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