日々好日

さて今日のニュースは

サマータイム

2008-03-10 11:57:21 | Weblog
毎年の事ですが又サマータイム導入の動きが出てきました。
今回は地球温暖化対策が主要議題になる洞爺湖サミットで省エネ対策で日本の姿勢を見せたい超党派の議員連盟が動き出して居ると言う。
サマータイム制度は欧米で盛んで1900年代すでに始まって居ます。
米国では3月の第2日曜日から11月の第1日曜日まで昼時間を1時間進めて生活する。但しハワイ州やアリゾナ州の一部は参加していません。
日本も占領地時代GHQのお声がかりで1948年から1951年まで実施した事
がありますが、不評で廃止した経緯があります。その時は5月第1土曜から9月の
第2土曜までだったとか。
アジアの各国も日本を始め韓国、香港、中国、台湾、フイリッピンが過去に導入
したが、現在は廃止しています。
また現在実施している独、仏、ブラジル等でも廃止の声が上がって居ると言う。
私は日本ではこの制度は馴染まないと思い反対です。
日本の地理的な特異性や日本人の気風性格、現在の会社勤めの特異性等々から
これはかえって労働強化の良い言い訳になるのでは。
またこの半年間の実施のため支払う費用やリスクは膨大なものになります。
思いつきの、余り自分たちには、影響を受けない一部の跳ね上がり議員のため、犠牲になるのは真っ平ご免蒙りたいです。
日本は日本の生活があるのだから、何も欧米のマネはする事はないと思います。
実害あって実利無しはもうとっくに国民は経験して居る事です。
国民生活を犠牲にしてまで、世界に省エネをアッピールしたいのか?
日本の場合は省エネどころか国民性から逆の現象が起こる可能性があります。
絶対反対です。こんな事を言う議員は国会に出さない様にしたいものです。
参考までに北海道で毎年行われて居るサマータイムは時計は一切いじらないで
出退庁時間を1時間進めるフレックスタイム制と言われるものです。
4月の第1日曜から9月の最終日曜日まで行われます。これは強制ではないが
可成りの反対があると言う。
低血圧の人等にとっては1時間早く出勤は可成りの苦行でしょう。
また明るい内に会社が帰してくれるか?結局は労働時間の延長にならないか?
いずれにしてもサマータイムの実施は国民の同意を取ってからにして貰いたい。