日々好日

さて今日のニュースは

中学生授業妨害

2008-03-23 11:15:09 | Weblog
時計を逆回しした様な事件が発生しました。
一時、日本全土で吹き荒れた教育の荒廃による学校破壊、傍若無人に振る舞う中学生バイクで校庭を或いは教室を走り回りさんざん暴れ回った一時代がありました。
それが今福岡県のある中学校で起きとうとう2名の暴力行為法違反で逮捕されて
教育関係者に大きな衝撃を与えました。
事の起こりは余りにもやり放題の8人の中学生徒に前校長と教頭が注意した処、 学校を訪れる保護者や町教育委職員にツバは吐きかけるわ、2階から放尿したり
大声で授業妨害を繰り返す始末、これに対し全く保護者や学校側は手が出せず、
放任のままだったと言う。
とうとう2人の生徒が校長室のロッカーを損壊したため、卒業式終了後に逮捕して
やっと沈静化されたと言う。
聞くところによると教育委員会の無能ぶり、学校との断絶も事件を大きくした原因
の一つだと言われるとか。
しかし放任した学校のやり方、全く無策の保護者、益々離反し反抗する生徒。
何がそこまで生徒を追い詰めたのか?今日本は教育改革で大きな梶を切ろうとしています。今までのゆとり教育から学力重点の教育、道徳等を主体とした精神教育
教える教師の質の向上免許制度の改革等々です。
当然管理制度の確立、成果主義で弱者切り捨てが、罷り通る時代に逆行しょうと
しています。
今後この様な児童の切り捨て、学校と教育委員会との断絶がアチコチで起きる可能
性が出て来ないか心配です。
世界のグローバル化に対応出来る人材、英語が話せる人材の育成、ハイテク時代に対応出来る人材の育成、今後の教育に要求される課題は大きいものだと云える。
当然はみだすグループが出てくるのが当たり前です。教育の均等化、と英才教育
どちらを選択するか?今日本は迷っている様に思えます。
いじめの問題もまだ解決して居ないのにアウトローと言える一部グループの対策、
まで起きて来た様です。
日本の教育は、頭の良い管理された働き蜂を沢山作り出し総合力で國を牽引すべきか?それとも選ばれた英才の賢人が科学経済政治に於いて國を動かすのか?
田舎で起きた些細な事件ですが、その裏には今後の日本を左右する大きな問題が
隠されて居る様に思えてなりません。