日々好日

さて今日のニュースは

何処まで暴落?株価

2012-06-05 09:32:35 | Weblog
先日米国で発表された雇用統計が市場予想を下回って居た事を受けて
NY市場を始め欧米株式市場が大幅に下落しました。

此を受けて日本を始めアジア主要市場も軒並みに下落し世界的株安の
連鎖となりました。

東京株式市場は今年一番の安値8295円63銭をつけました。

1万円台から限りなく下落してとうとう8200円台まで落ちました。
今後更に下落も予想され何処まで落ちるやら・・・

中国の景気の陰り等でリスクの高い株式を手放して国債へ資本流入
しています。

当然日本国債も買われて居るとか。

円高は依然として続き、ドルに対し77円台。ユーロに対しては97円
を割り96円台で上下しています。

日本は円高と貿易自由化への対応の遅れで益々貿易は苦しくなって来て
います。

今後円高・電力不足等で益々日本企業海外流出が続き、経済・雇傭等々
で追い込まれて行く様です。

経済を強力にバックアップする政府の目途は、まだ立ってないない様だ。


大局より政局優先の内閣改造

2012-06-05 08:16:13 | Weblog
今回野田政権の再改造内閣は消費増税法案成立の為の環境整備
と自ら言明する様に、自民党に迎合する様な政局重視の改造の
様です。

参院の問責決議で自民党から突きつけられた2閣僚の交代を呑
み大局より政局重視の改造となった。

しかし、自民党はこれに味をしめて更なる要求を突きつけて来る
事は明らかで、此で展望が開けたと見る早計でしょう。

今回の改造は諸懸案を解決するための内閣機能強化の視点で改造
したと苦しい言い訳をして居るが明らかに人材不足がうかがえる。

一番のポイントは國の防衛と言う大事な防衛大臣に民間の学者を
持って来た事です。

國を代表して、米国・中国・ロシア等の大国と対等に交渉が、頭
でっかちの学者大臣にまかせて大丈夫なのか?

任命された森本防衛相はこれまで各テレビ局で防衛問題等の専門
コメンテーターとして何回か登場され、可成り知名度の高い学者
さんです。

待ったなしの決断を迫られる防衛大臣大丈夫か?
少し心配です。

我が長崎県ではもう一つ心配なのが、諫早干拓開門賛成の副大臣
だった郡司氏が農相に就任した事です。

漁業者の漁業被害の損害要求のためと、言われる形ばかりの開門
此は農民・漁民にとって良い結果はもたらさないと見られて居る。

佐賀は大歓迎らしいが、長崎県にとっては益々苦しくなる様です。

ただ今回の内閣再改造を、自民党内では余り歓迎してない向きも
あると言う。

これで環境整備が出来民主党・自民党が増税法案成立のための協議
解散が可能になった訳ですが、自民党の森元首相等の領袖クラスは
消費増税法案成立は積極的に支持するが、解散には必ずしも賛成は
出来ないとの姿勢をとって居ます。

現在の嵩にかかった谷垣総裁の遣り方では国民の反感を買う恐れが
あると見て居る様です。

また自民党の若手・中堅議員はあくまで協議解散反対で、野田政権
打倒を目指して居ます。

この様な自民党内部事情がある様に。民主党はそれ以上の問題を
抱えて居る様です。

今回の内閣改造に際して輿石幹事長の交代人事が出来なかった事。
小沢氏との腐れ縁が依然として野田政権にはつきまといます。

其れを何処で切るか?

恐らく切った時点で民主党崩壊が始まるのではとも言われここでも
大きな問題があるやに思えます。