中国弾道ミサイル発射台運搬車両輸出日本が米韓通報

北朝鮮故金日成主席生誕１００年記念祝賀パレードで新型弾道ミサイルが
公開され、世界中の注目を浴びました。

この時弾道ミサイル発射台運搬車両は、どうも中国から輸出された疑いが
あると噂が立ちました。

ご存じの様に国連安全保障理事会決議では、北朝鮮に弾道ミサイル関連の
物資輸出禁止の決議をしています。

当然中国もこの決議には賛成しています。

処がどうも中国は此を無視して北朝鮮に輸出したものと見なされて居ます。
中国政府は強く此を否定していますが、中国人民解放軍関連の企業が独走
して輸出した模様です。

しかもこの事実を一番早く入手したのは日本政府です。

これはミサイル運送台を輸出したと見なされる、カンボジャ船籍の船舶が
日本の港に入港した折北朝鮮に持って行った記述を臨検の折発見した。

日本政府は直ちに米韓に通報したが、この運搬車は別の用途に使われる
可能性があると判断し、公表しなかった模様。

通報を受けた米国政府も中国との関係悪化を恐れ公開せず握り潰した形跡
が窺えます。

なにせオバマ政権は年末の大統領選を控え米中関係の悪化は非常な痛手と
なる可能性があります。

現在米中貿易は、日米貿易の２・６倍もあって中国を怒らせる事は非常に
マズイと判断し握り潰した様です。

これは日本も同じ様な立場で、現在日本の経済は中国抜きには語れません。

また領土問題でも尖閣諸島や大陸棚問題で微妙な立場にあります。

そう言った諸々の事が作用してこの事実を隠蔽したものと確信します。

日本は一番早く情報知ったのだから、国連安全保障理事会決議を優先し
まず初めに究明のノロシを挙げるべきではなかったか？

日本の事なかれ主義の外交が益々日本の国威を下げて居ると言う事が
政府高官には判らないらしい。

返す返すも残念です。

野田首相なりふり構わず一体改革法案成立を

野田首相は約束の１５日まで修正協議の合議取り付けのために
なりふり構わずに、直接指示を次々と出して居ると言う活字が
新聞紙上に踊っています。

兎に角１５日までに三党合意が取り付けられないと会期末の採決
まで持って行けないと踏んでのあがきです。

状況は紛糾しそうな議題は先送りし、野党が要求する修正に応じ
或いは法案撤回で修正協議は大筋合意となって居ます。

自民党案丸呑みを要求する自民党に対しては、対案を共同提出の
形で修正協議すると言う処まで引き下がり、最早責任政党の面目
丸る潰れです。

此に対し民主党内では法案に反対するグループの不満が爆発寸前
です。

実は此が自民党の狙いで、いずれ民主党の崩壊は目に見えて居る。
小沢グループを切って、此方の言う儘になれば、念願の法案成立
に協力しても良いと揺すぶりをかけて居ます。

法案成立が出来ず責任とって辞任か解散総選挙になれば、願っても
ない事です。

どう転んでも損はないと踏んで居る様だ。

ただ一つ懸念する事は党の分裂をお恐れ輿石幹事長が法案先送りで
事態をひとまず収める事です。

民主党執行部も可成り法案先送りには同意する向きがあるらしい。

折角転がり込んだ政権の座です、そうむざむざと自民党に返す訳
には不可ないと言うのが本音でしょう。

法案成立で前が見えない野田首相、もし先送りとなれば公言した
以上責任を取らざるを得なくなります。

その時民主党が民意を無視して首のすげ替えを行う可能性もありだ。
此を自民党は恐れて居る様です。

しかしそうなれば民意から完全に突き放された民主党では政権維持
は困難となる事は明白で、何れ崩壊となる可能性が高い。

一方一把一からげで蚊帳の外で指を咥えて居る小党派・共産。社民
みんなの党等はやっとこの頃会合を開きました。

三党による密議の裏取引と糾弾の矛先を向けた様です。

しかし大勢は民主・自民・公明の三党で動いて居ます。

さて此から日本をどう動かす積もりなのか？

展望の無いまま、時間だけが無情に過ぎて居る様です。

リミットの明日・自民党は明言通り本格的倒閣運動に転ずるや？