日々好日

さて今日のニュースは

民主党は分裂に向けまっしぐら?

2012-06-23 09:13:02 | Weblog
とうとう民主党の小沢グループと執行部の対立は抜き差しならない
処まで来た様だ。

小沢グループはもうルビコン川を渡ったので後戻り出来ないと嘯く人
も居る様で消費税増税関連法案採決直後に離党と言う腹を据えた模様。

既に小沢グループは支持議員から離党届への署名集めを行った。
グループの参院議員も十数名が離党届けに署名しました。

問題は何名離党するかです。

グループ内でも離党して野垂れ死にするのはイヤダと言う人も可成り
居る模様で離党届署名を保留した議員も居るらしい。

此まで小沢氏について行った議員は余り目が出なかった事実からも政治
生命を賭けるのに躊躇する気持ちも判ります。

離党すると、完全に悪者扱いは免れません。

世間は小沢氏の新党結成には余り賛成がないのでは?
兎に角疑惑の人だから恐らく誰かを立てて後ろから操ると言う方針でしょう。

現在造反の可能性がある民主党議員は60名と執行部は読み、その内十数名は
翻意可能とみて働きかけを続けて行く意向の様です。

執行部内にもこの際キッパリ切れと言う強行派と輿石幹事長等のあくまで
分党反対の慎重派が混在しています。

そこで採決離党となった場合輿石幹事長がどう動くかが注目されます。
小沢氏と袂を分けて決別の道を選ぶか、それとも盟友として一心同体の運命
共同体を選ぶか?

この選択で恐らく民主党過半数割れ、崩壊のスケジュールが決する可能性が
あるやに思います。

自民党は民主党が分裂して再起不能の状況に追い込まれて呉れれば願ってない
事態となり歓迎すべき事です。

九州電力の計画停電いよいよ実施か?

2012-06-23 08:09:51 | Weblog
政府は夏の電力需給対策を協議する閣僚会議を開き火力発電所の故障・猛暑による
電力の需給逼迫に備えて計画停電の基本方針決定しました。

此に添って九州・北海道・関西・四国の4電力会社が計画を策定し発表した。

それに依ると九州地域は2010年夏比で節電要請は10%とする。
万が一、供給余力がゼロがなるのに備えて計画停電を実施する。
九電は支社毎にAエリア・Bエリアに分ける。
各エリアの営業所毎にさらに30グループに分割する。
即ちエリア毎30グループに分割し管内を60分割する。

大変複雑で判りにくい区分です。

Aエリアは福岡・佐賀・大分・宮崎。
Bエリアは北九州・長崎・熊本・鹿児島。


前日の段階で供給余力が3%を割ると政府が「需給逼迫警報」を発令する。
九電は自治体・報道機関を通じ更なる節電要請と計画停電の可能性がある
時間帯・対象グループを公表します。

他電力会社から支援を得ても改善されない場合2時間前に供給余力が改善
されないと計画停電に踏み切る。

午前8時から午後9時まで2時間ずつグループを変えて計画停電を実施す。
1回の停電は逼迫状況に応じ1~10グループが対象になる見込み。

県庁舎・市町村舎・警察・消防・主要医療機関・一部離島も対象から外す。
原発周辺30キロ圏内も最悪の原発事故に備えて此も対象外。
主要空港は除外するが鉄道は一部踏切・駅が停電対象のため事業者と調整中
大規模工場等は逼迫時2010年比で15%以上の節電に取り組めば対象外。

尚火力発電所の緊急停止で一気に逼迫した場合警報・通報なしで計画停電を
実施すると言う事態も公表した。

九電側はこれはあくまで万が一の事態に備えての措置で需給両面で回避する
最大限の努力はするとして居ます。
此の計画停電のスケジュールがムダになる事を祈ります。

政府需給検証委員会が弾いた九電の電力供給力は1560万KW。
5月に検証した最大需要は1610万KWとなり50万KWの不足となります。

因みに5000KWの大規模企業2010年最大節電目標の10%節電は
4500KWで15%は4250KWです。