阿倍内閣はまた一つ理解出来ない言葉を言い出した。
それは人作り革命と言う何とも意味不明な言葉です。
今回の阿倍3次改造内閣で人つくり革命担当閣僚を設けて茂木経済再生大臣に
兼務させた。
主旨は人生百年時代に入り、教育によって生産性を高め、日本経済の活性化を
図ると言う事らしい。
これには5つの方策があるとか。
まず教育の無償化で誰でも均等に教育を受けられる社会を作る。
就職しても学ぶ直す社会リカレント教育の推進。
人材採用の多元化・高齢者採用等
人材投資改革で生産性向上・終身雇用の打破。
全世代型社会保障の改革。
何か難しい言葉が踊り余りぴーんと来ませんね。
要は人生百年が当たり前になった今、教育を見直し人づくり革命を起こして、
生産性を高め、日本経済の成長を図ろうと言う戦略らしい。
是の成長戦略は人生教育の見直しと同時に社会保障の見直しともなる様だ。
政府はまず文科省・経産省・厚労省・内閣府のメンバーで構成する「人材育成
への投資に関する政策」により「皆にチャンス構想会議」を8月発足させる。
今年中に基本方針を作り来年度予算配分を目指す。
阿倍政権は来年度概算予算要求で枠外4兆円を設け各省庁の1億総活躍社会実現
成長戦略政策に充てて居ます。
この4兆円の枠外に人材育成施策予算も含まれるとの事。
政府は教育無償化の財源捻出に子供保険や教育国債を検討して居るとの事。
こども保険は現在の社会保険料率に0・1%上乗せし3400億円を捻出する。
将来は0・5%まで引き上げて、1兆7000億円を確保するとか。
教育国債は年間5~10兆円規模で発行。
これでは益々財政健全化は遠のきそうですね。