日々好日

さて今日のニュースは

人つくり革命て何?社会保障改革?経済成長戦略の一つ?

2017-08-09 09:05:32 | Weblog

阿倍内閣はまた一つ理解出来ない言葉を言い出した。

それは人作り革命と言う何とも意味不明な言葉です。

今回の阿倍3次改造内閣で人つくり革命担当閣僚を設けて茂木経済再生大臣に
兼務させた。

主旨は人生百年時代に入り、教育によって生産性を高め、日本経済の活性化を
図ると言う事らしい。

これには5つの方策があるとか。

まず教育の無償化で誰でも均等に教育を受けられる社会を作る。
就職しても学ぶ直す社会リカレント教育の推進。
人材採用の多元化・高齢者採用等
人材投資改革で生産性向上・終身雇用の打破。
全世代型社会保障の改革。

何か難しい言葉が踊り余りぴーんと来ませんね。

要は人生百年が当たり前になった今、教育を見直し人づくり革命を起こして、
生産性を高め、日本経済の成長を図ろうと言う戦略らしい。

是の成長戦略は人生教育の見直しと同時に社会保障の見直しともなる様だ。

政府はまず文科省・経産省・厚労省・内閣府のメンバーで構成する「人材育成
への投資に関する政策」により「皆にチャンス構想会議」を8月発足させる。

今年中に基本方針を作り来年度予算配分を目指す。

阿倍政権は来年度概算予算要求で枠外4兆円を設け各省庁の1億総活躍社会実現
成長戦略政策に充てて居ます。

この4兆円の枠外に人材育成施策予算も含まれるとの事。

政府は教育無償化の財源捻出に子供保険や教育国債を検討して居るとの事。

こども保険は現在の社会保険料率に0・1%上乗せし3400億円を捻出する。
将来は0・5%まで引き上げて、1兆7000億円を確保するとか。

教育国債は年間5~10兆円規模で発行。
これでは益々財政健全化は遠のきそうですね。


国際収支経常収支リーマン後最大・ただトランプ氏の政策一つで吹っ飛ぶもの?

2017-08-09 07:35:28 | Weblog

財務省が今年上半期の国際収支速報を発表しました。

それによると経常収支は前年同期比で0・3%増の10兆5101億円。
これはリーマンショク以来最大の黒字だそうです。
因みに2008年のリーマンショツク前の最高は12兆6993億円だった
そうです。

米国NY株は米国経済の好調で連日最高値を更新して居ると言う。

日本の米国・中国向け自動車部品等の輸出増等で貿易収支は2兆531億円
の黒字。
これには他に訪日外国人インバウンドの消費・日本企業が海外子会社から
得る配当金等の増加が大きい。

訪日外国人等の旅行収支は7903億円の黒字。
ただ旅行収支を含むサービス収支全体は2974億円の赤字であった。

配当金増は、それだけ日本企業は海外進出して居る事となる。

反面原油・液化天然ガスの価格が上がり輸入が増え黒字幅を11・7%も
下げた。

しかし是もトランプ氏の日本との貿易赤字解消策や円安ドル高牽制策が
強化されると忽ち吹っ飛んでしまう懸念があるとか・・・・


ASEAN50年真価が問われる

2017-08-09 06:42:29 | Weblog

ASEANは当初フィリピン・タイ・インドネシア・マレーシア・シンガポール
の東南アジア5ヶ国がバンコク宣言で発足した。
ベトナム・ラオス・カンボジア・ミャンマー・ブルネイが入り10ヶ国に。

其処に中国・日本・韓国を加えASEANプラス3として動いて居る。

また米国・ロシア・インド影響を深く受ける。

現在はASEAN10ヶ国と中国との関係が政治・経済・安全保障等で微妙に
違い一枚岩とは言えない。

フイリッピンとカンボジアは中国寄りで、ベトナム等は南沙問題で紛争中。
ただ中国の経済力に期待し、ASEANは大半がAIIB加入。

ASEAN各国の安保関連はより複雑で、中国と米国の合間に揺れて居る。
其処に日本も経済ルート確保のため参入し益々複雑化。
風雲急を告げる南シナ海です。

そんな中でASEAN発足50年の式典がマニラで行われた。

今回は北朝鮮核・ミサイル開発や、南シナ海が主要テーマーとなった。
あくまで制裁を主張の米国と対話を主張する中国。
各国の思惑で大きく二つに割れて居る。

加盟国間の経済格差は大きく格差は50倍とも言われるとか。

経済問題ではトランプ氏のTPP離脱声明で頓挫したが、米国抜きでTPP
発効を豪・日が画策して居るが各国の反応はイマイチですね。

ASEANは単一市場化を目指すとしたが、現実的には可成り厳しい様です。