ロシアは極東の経済拠点として、北方領土の一つ色丹島を、経済特区にする
事を表明した。
色丹島は克って日ソ共同声明で平和条約締結後日本に返還する事で合意され
た経緯があります。
そのごソ連がロシアとなりプーチン氏との合意では色丹島等はまずは日ロで
共同開発する事となって居ました。
またもや裏切られた事となった。
日本とロシアとは確執があって古くは明治政府時代カラフト占有問題や日ロ
戦争等々がある。
当時ロシアは大国でよもや日本に負けるとは思ってなかったが丁度ロシアで
共産党の革命が進行しゴタゴタして居たのが幸いし、勝利をもたらした。
しかし勝ったのは、戦場の一部で後は日本の外交の勝利とも言われる。
これが第二次大戦の末期見事に敵討ちにあってしまう。
大戦末期終戦1週間前ソ連は連合軍の参戦要請に応じ、日ロ不戦条約を
破りソ連軍は一斉に満州やカラフト・北方領土に攻撃を始めた。
敗戦間際で戦う戦力がない日本を叩くのは赤子の腕をねじるより簡単だった。
瞬く間に満州はソ連に占領され日本人は捕虜として極寒の地の開発に使われた。
カラフト・北方領土はスターリンとトルーマンの裏取引でソ連のものとなる事
が約束された模様。
その間連合国はボッダム宣言で日本に無条件降伏を強いた。
是にはソ連は加わってないが、ハゲタカの様に巧く立ち回り漁夫の利を得た。
カラフト・北方領土の惨事はこの前NHKの特集で流れて居た様に実に悲惨な
ものだった。
当時の関東軍幹部の浅はかな判断で無意味な抵抗で終戦後1週間も日本の国民
はソ連の攻撃にあったそうです。
北海道を守るためカラフトを必守せよとの関東軍の一部の命令で全く無意味な
抵抗を強いられ兵隊もカラフト在住の住民も悲惨な目に遭う。
日本はボッダム宣言を受諾して居るにも関わらずソ連は8月15日以後1週間
も攻撃し続けたの事。
日本政府は存在してなかったので誰も守って呉れない、ソ連軍の言う儘です。
政府の保護がない国民の憐れさをまざまざと味あわされた事件です。
兎に角狡賢く立ち回りソ連は労せず美味しい所を頂いたわけです。
特に北方領土は我が国固有の領土なのか?戦争等で手に入れた領土なのか?
ハッキリしていない。
しかし、歯舞・色丹がロシアの領土だった事はない様です。
この北方領土を連合軍がソ連参戦へのエサとした事が悲劇の始まりでした。
何れにしてもロシアはタナボタの北方領土返還の意志は全くなく、巧く日本
を騙し、経済支援を引き出すかにかかって居る様だ。