岸田氏が掲げる新資本主義の全体構想と実行計画、および今年の
経済財政運営指針となる骨太方針が今日閣議決定される。
新しい資本主義では、官民が連携して社会的課題の解決を図り
ながら経済政策を目指す。
人・科学技術・イノベーション等4分野へ重点的投資を柱に
掲げる。
この内人への投資では貯蓄から投資へ、NISA・iDECOの改革を
含めて資産所得倍増プランを年末まで策定する。
要するに今貯蓄して居るカネを有効利用するため投資に回しない
と言う事です。
因みにNISAとは株式や投資信託すれば配当金に20%課税
されるがに非課税口座NISAを利用すれば税金がかからない。
iDecoとは公的年金にプラスして私的年金が給付される制度。
総裁選挙で公言した富裕層への金融所得への課税見直し
についていは、一切言及しなかった。
防衛力強化のため防衛費をGDPの2%アップで倍増を目指す事
には言及した。
基礎的財政収支を2025年まで黒字化する目標については
今年は年限を明示せず、目標は堅持し状況に応じ対応する事
とした。
新型コロナ禍や物価高騰のためとは言え、こう赤字国債を
乱発して居ては、空念仏に終わる恐れが出て来て居ます。