オーストリアのウイーンで開催された核禁止条約会議は
核兵器の使用や核による脅しは国際法違反で、核を二度
と使用しないには核廃絶だと断定し、核なき世界実現の
行動を呼び掛けるウイーン宣言と行動計画を採択して
閉幕しました。
ロシアの核兵器による脅しは割愛されたが、核抑止論は
誤りだと断じ核保有国や核の傘に依存する日本等を批判
しました。
また米国・ロシア・中国等核保有国9ケ国が依然として
1万3千発の核弾道を保有して居る事へ懸念を指摘。
全核保有国に対し如何なる状況でも核の使用や威嚇を
しない事を要求しました。
なお唯一被爆国の日本が参加してない奇異感があるが、
非人道性を長年訴えて来た日本の被爆者には、礼賛を
表明した。