日々好日

さて今日のニュースは

ISAF(国際治安支援部隊)

2007-09-20 12:48:40 | Weblog
今アフガンでタリバンやアルカイダ等テロ掃討作戦に当たっているのは、国連の
要請でNATOの指導力のもとに国際治安支援部隊(ISAF)と、アメリカ主導のアメリカ有志連合が行う不朽の自由作戦(OEF)の二系列があります。
日本がテロ特措法でインド洋の海自給油活動はこのアメリカ有志連合の一環として
参加しています。
今回来月13日で期限切れになるISAFの任務を1年間延長する安保理決議案を提出した。
この決議案の前文にNATOの指導力やISAFとOEFに参加する各国の貢献に
対する謝意が盛り込まれた。
何処にも米国や日本の文字はなくましてや、給油活動に対する感謝の表明が記載
されている訳ではない。
ISAF任務延期の決議案だから当然といえば当然です。
ただこの一文記載のため日米両国政府関係者が動き異例の謝意を記載した決議案
が作成されたと言う。
これは明らかに日本のテロ特措法延期のための擁護作戦ではないかと思われる。
事実これで国連のお墨み付きを頂いたのだから、反対するのはおかしいと妙な
理屈を持ち出してきて居るようです。
私はこんな小細工を弄しないで、せいせい堂々と国民を説得して欲しかった。
民主党も本当に日本のためになると理解してくれると思います。
徹底して対話不要。聞く耳持たぬでは、国民の支持は得られないと思います。
世界の中の日本として、また貿易に頼る日本の交易ルート保持のためにも、矢張り
自分も汗を流す事が大事だと思います。
この様な考えを持った国民が大半居ると云う事を無視した政党に、國の将来を任せる気にはならないと思います。
話すところ話し、何処か落とし所を見つけ出来るだけ早い決着をお願いしたい。

PS
  国連決議に当たりロシアは特定の1国を援護する様な決議案には賛成出来ぬと
  反対を表明したとか。また中国は保留の立場とか。
  明らかに日本を意識しての意志表示の様です。
  何か世界を巻き込んだ展開になってしまった様です。

山崎発言

2007-09-19 12:19:03 | Weblog
是まで幾多の人達を傷つける発言を繰り返し、人々に不快感を抱かせるせる政治家
として、山崎前副総裁、今度は事もあろうに北朝鮮の核実験はやってよかったと
言う演説をしたと言う。
内容の程ははっきり分からないが、北朝鮮が核実験をしたので、核を持って居る事が判明し、その威力の程も分かって良かった。これがアメりカを動かし核の無能化になるきっかけとなった等の要旨だったと聞く。
この様な発言を日本の元副総裁を歴任した政治家から聞こうとは思わなかった。
なにか一人で北朝鮮に出向き訳の分からない事をして、皆の顰蹙を買ったのを、 
私達は忘れていません。
北朝鮮の核保有を何と考えて居るのか?それを是認する様な発言は如何なもの
でしょうか?
この様な感覚の政治家が存在する事に危惧を感じます。
実力のある政治家なら、もっと大局的立場で発言して頂きたい。
どう言う趣旨で発言されたか、分かりませんが少なくとも誤解される様な発言は
今後も止めて頂きたい。


自民総裁選

2007-09-18 14:28:20 | Weblog
コップの中の嵐、蚊帳の外からの観戦何て自民総裁選を馬鹿にしていたら、告示後
大阪や高松の街頭演説、とぎれとぎれのテレビによる映像ですが、仲々面白かった
勝ちは決まったも同然の舌戦ですが、二人ともそれぞれに持ち味を生かし、主張を
言う事は国民に分かって貰える良い機会だと思います。
この様に国民を巻き込んでの総裁選は小泉さんからだと思いますが良い事です。
二人とも主張には体した違いは無い。後は国民の好みと、日本人独特の判官贔屓が
どの程度作用するか?見ものです。あと街頭演説は投票前日仙台で行われると言うが、アトラクションみたいなもので、本当は日本の将来を決する事なので、国民も
もっと真剣に見守らなければいけないのかもしれないが、いまいち盛り上がりに欠けます。
今日から各候補は議員票387票の争奪戦にかかるのでしょう。昔の様に派閥の
締め付けはないとは言うが、領首の面目がかかれば、そうは言って居られない。
もっとも、殆どの派閥が福田候補支持で動いているのだから、結果は明白な事です
後各都道府県に割り振られた3票の行方です。殆どの県が党員投票実施に踏み切って居る様です。配分方法は各県で総取り方式かドット方式かやり方はそれぞれ分かれて居る様です。問題が残りそうなのは、役員の話し合いで決めるとか県連の意見集約してからとか、特定の候補にすでに決めているとか、党員送付のハガキを見て
からと言うのがあるが、これらは可成り後を引きそうな感じがします。
統一性がなく各県連に任せて居る事も可成り問題がありそう。
キヤラがたつていると言う麻生さんか、ノウーキャラと言われる福田さんか。
日本の将来には果たしてどちらが良いのだろうか?
自民党の幹部はどちらで衆院戦を闘えば有利かだけしか、頭に無いようです。


台湾

2007-09-17 13:22:56 | Weblog
台湾はアジアで数少ない日本贔屓の國です。台湾に対する日本の取った政策は決して褒められるものではありません。大国となった中国を天秤にかけ、台湾とは国交
断絶の状態です。しかしこれは建前。裏では堂々と國としてのお付き合いをさせて
貰って居ます。
台湾も殆ど決定していた欧州の高速鉄道を日本の新幹線に逆転採用してくれる等
影になりひなたになって援護してくれています。
その台湾で今、台湾の名義で国連加盟申請をするかどうか住民投票を来年の総統
選挙と同時に行う様準備されています。
中国の物凄い反対は当然として、台湾の後楯と自負する米国までが中国に気兼ねし
不必要な刺激は米国にとって国策でないと警告を発した。
台湾は独立国だから国連に入るのは当然で、中国共産党に遠慮するのはおかしいと
台湾の与党民進党は党旗や台湾魂と大書した幟を押し立てて大規模街頭デモを実施
した。対する野党国民党も友好国との信頼関係を傷つけない方法として、中華民国
等の名義で国連復帰の住民投票を行う方針を明らかにした。
両党とも国連復帰の住民投票を行う事には賛成の様です。
すでに、台湾は中米やアフリカ等の友好国16ケ国の連名で台湾国連加盟申請案を
国連に提出し今月開かれる国連総務委員会で審議される予定ですが、安保理事常任
理事国の中国の反対で総会議題にさえ上がる可能性は低いと言う。
先に行われた世論調査では7割以上の賛成があったと言うが住民投票では投票率が
50%を超え、更に有効投票の過半数の賛成でないと可決されないと言う、高い
ハードルが待ちかまえて居ます。
いずれにしても、台湾の国連加盟は大変困難で至難の業と言えます。
これに対して我が日本はどう対処するか?
新しいリーダーに課せられる新たな課題です。
中国や米国の鼻息を伺い奴属政策で事を荒立てない方法を選ぶか?
それとも日本贔屓の台湾のため、一肌脱ぐか?
おっとこれは最初から決まって居たようなもので、聞くのがヤボか。


自民総裁選候補者所見発表会

2007-09-16 15:16:25 | Weblog
NHKの自民党総裁選立会演説会大変興味深く聞かせて貰いました。
福田候補、麻生候補共に国民に政治の空白を作り大変申し訳なかったとお詫びの
挨拶をされました。当然の事ですが、初めてリーダーから正式の言葉を貰った感じ
です。
両候補ともそれぞれ持ち味を披露され是からの政治の行方に希望が見えて来た様です。 福田候補の言う次の代まで使える家作り、成長と共生(?)小泉内閣が行った
構造改革の評価とこれからの継続問題。年金問題等々・・
可成りつっこんだ、意志表明であった様ですが、私には優等生の作文の様なそつのないものに思えました。だから無難で今の自民党にはうってつけの候補者でしょう
これに対して麻生候補は自民党で派閥談合の様な経過で政治の流れが決められよう
として居る事に、批判の刃を向け、改革の光と影で具体的になにくその自立と発想で、色々変わった例、北陸のとあるホテルや旭川動物園等具体的な話題で大変
分かりやすかった。又日本の置かれた国際的な立場。何処の國にも負けない日本の
技術等何か希望が持てそうな話題で、麻生さんならではのは話っぷりでした。
どうせ総裁選は国民は蚊帳の外で派閥の力学で決まるのでしょうが、私達の将来
を託すリーダーは本当に国民に希望を与えて呉れる人になって頂きたい。
インド洋給油の問題自分としても勘違いがあった様にも感じました。
色々考えさせられました。

福田総裁?

2007-09-15 14:13:33 | Weblog
自民党の総裁選は立候補受付前に8派閥が福田氏支持に回り、あれだけ有利と言われていた、麻生氏見る影もない凋落ぶりです。
麻生さんが、各派閥へ挨拶まわりしても、幹部に逃げられ、けんもホロロと言う 状態らしい。麻生派は弱小派閥で、安倍さんを晒し者にしたと、悪評が走り
それに、小泉さんの一言が効いたらしい。やはり小泉さんは各派閥の幹部に
今でも一目置かれているのですね。
生体反応なしとさえ云われ、能面の事務屋、官僚の見本みたいな福田さん、自民党はどうやらこの危機脱出に福田さんを担ぎ出す事に決めたらしい。
官僚の事務屋とくれば仕事は手堅く、頭が良いので、この窮地を上手に抜け出て
くれるでしょう。麻生さんはそのためのピエロで踊ってもらはなくてはならない、
キャラです。
これも新生日本のため、分かっている勝負も諦めず、最後まで闘ってください。
政治の世界は何が起こるか分からないので、まんざら捨てたものではないかも。
どちらが、ここまで来た改革を進めるか?出来てしまった格差をどう埋めるか?
まだ国民は蚊帳の外であっても関心は持って居ます。
来るべき衆院戦の審査に是からの事を生かしたものです。

自民党総裁選

2007-09-14 09:47:27 | Weblog
自民党は昨日臨時総務会や両院議員総会を開き退陣表明した安倍総理の後継選びの
日程を決定した様だ。色々意見続出で最終的には今日14日告示明日立候補受付
23日投開票の日程が正式決定した。執行部案の19日投開票案は否決され、麻生幹事長有利の目論見は崩れ去った様です。
コップの中の嵐で国民には手の届かない、それで居て一番影響を受ける選挙でもあります。どうやら又派閥の力学で総裁選は進みそうです。
本命の福田元官房長官が動きだしたので、有利と言われていた麻生幹事長と立場が
逆転したようです。福田氏は最大派閥の町村派をバックに古賀山崎谷垣派の後押しで、議員票は有利と見られ後どれだけ各府県連の票が取れるか?
一方麻生氏は弱小派閥で両院併せて15名。それに幹事長で安倍総理との連帯責任
を問う声もあり、議員票ではどうなるか?ただ前回地方票獲得の実績が今回どう
出るか?第2派閥の津島派をバックに額賀財務相も出馬表明しているので、三巴
選は必死の様です。しかし永田町の事、何が起こってもおかしくない状態です。
小泉チルドレンや小池元防衛相が自分達の政治生命がかかっているので必死に
小泉氏担ぎ出しを画策している様ですが、本人は全く出る気はない様です。
いずれにしても、この危機を乗り切り、来るべき衆院戦で絶体国民の支持を受けられる人を選びたいのが自民党の本音でしょう。
我々は今國の内外で非常に厳しい状態にある事を認識しています。
国内で党利党略にうつつを抜かしている場合ではありません。
一刻も早く是を鎮静化出来る統率力のある総理選出を願います。

阿倍総理辞任

2007-09-13 08:18:01 | Weblog
昨日の突然の安倍総理辞任、政権放り出し異例の退陣表明に日本中に激震が走った
何故今なのか?国会で所信表明しさてこれから審議を始めようとした直前に、敵前
逃亡にも似た前代未聞の辞任劇、何と解釈すれば良いのか、国民は一応に戸惑いを
感じた。実は参院選大敗で安倍政権は死に体で無理に無理を重ねてきたが、とうとう耐えきれず、倒れたと見るのが妥当だろうか?
1年前国民の期待にあと押され7割近い支持率で発足した安倍内閣、美しい國日本
戦後レジュームからの脱却を掲げ船出し、未だかって誰も手がけられなかった
憲法改正を視野に国民投票法案、教育改革関連法案、国家公務員改革法案、政治資金規正改正案、社会保険庁改革法案等々を次々に成立させた。
恐いもの知らずの総理だからこそ出来たのかも。しかし歴代の総理が決して触れなかったパンドラの箱、社保庁。開けたばかりに出るわ出るわ諸悪の化け物がぞろぞろと、とうとう命取りとなった。しかし国民にとっては、大変な功績です。
論功行賞内閣、お友達内閣と陰口を聞かれながら、順風満帆な船出と思いきや
足下から政治資金等金等で閣僚の事務所の不正経理が次々と発覚自殺者まで出る
始末、それに閣僚の不用意な失言まで続き、内から足を引っ張られガタガタに
なった。今までの総理は力で押さえてきたが、タガがはずれた内閣をくずすのは
訳ないことです。なんでも事務所のアラ探しのグループまで居たとか居ないとか
国民にとっては、良い事ですが、受ける側は大変でしょう。
ご存じの様な参院選での自民公明与党大敗。面と向かい批判する長老議員や1年
議員、今までの総理が受けた事のない屈辱です。毎日が針のむしろだったのでしょ
う。それに国際的公約と言われるテロ特措法延期問題。絶望的状態、それに自分
を飛び越して長老たちによる決定。参議院無視の衆院再決議必死のテロ新法案。
限界だったのでしょう。ちまたでは身辺の脱税調査や健康問題が囁かれているが
これは、枝葉の問題でしかない。国民に対しての謝罪の言葉が無く、小沢さんに
党首会談を断られたからとか、自分が居ない方がスムーズに事が運ぶとか言う
言い訳としか取れない言葉しか聞けなかった事が残念です。

対テロ新法案

2007-09-12 14:06:38 | Weblog
政府はテロ対策特別措置法に基づく海上自衛隊の給油活動を継続するため、特措法
の廃案を見越して対テロ新法を閣議決定して国会に提出する方針を固めた様です。
この新法案は今までの活動内容の外国軍への武器弾薬を除く物品提供や輸送、遭難者救助、被災者救済から、給油給水に限定する。是までの特措法で規定された自衛隊の海外派遣で必要とされる国会承認規定を削除する。
活動内容の変更は分かるが、海外派遣が国会の承認なし、これは国民の預かり知らない処で、暴走しても止めようがないと言う事です。
シビリヤンコントロールが効かなくなった過去の悪夢を蘇らせる様な法案です。
この新法案を、自民公明与党は、給油活動は国際公約と称し、何が何でも成立させるらしい。参院否決に合っても衆院で再議決し成立させるらしい。
そのためには例え2院制無視と言われようが、参院無視と言われようが、強引に
すすめるらしい。
その後内閣総辞職があろうと、解散総選挙があろうと新法案成立さえ勝ちとれば
良いらしい。
何で政府はそこまでやるのでしょうか?特別な何か別の理由があるのではないか?
我々国民も国際協力の意味は分かるつもりです。しかし余りにも米国の顔色を伺い
対米追従ではないかと疑いたくなってきます。
大体テロ対策とは何か?何で給油給水活動でなければいけないのか?
日本として何かもっと有意義な貢献の方法はないのか?
政府の強引さに、国民として何か危なっこさを感じます。
何かこのインド洋給油活動継続と、今後の政治の動きは、もうレールが敷かれ決定済み事項として、上の段階では処理されているのではないか、なんて疑いたくなって来ました。
この様に書いている内に阿倍総理が突如辞任のニーュスが流れました。
全く突然でこれから政局はどうなるのだろうか?
激震が走るとは、この様な事を言うのでしょうか?
言われる様に小沢さんに党首会談を断られての辞任であれば、残念です。
全てをもろに被り大変だっただろうが、自分だけやめたでは通りません。
何故もうひと踏ん張りして、総辞職か解散総選挙にもっていけなかったのでしょうか? 

インド洋給油活動

2007-09-11 13:54:30 | Weblog
今日はNY9・11テロから6年目の日です。何年経ってもあの時の 衝撃は忘れられません。
あれからテロ撲滅のためと米国は、アフガンからさらにイラクと拡大して行きドロ沼にはまりき込んだ感じです。
そして米国の核の傘の下で庇護を受けている日本も、いつの間にか国際協力の名のもとに米国に組み込まれていってしまいました。
その元を作ったのが小泉さんで我が国で各国の艦隊にインド洋で給油活動を致しましょうと申し出たのでした。この活動はテロ対策特別措置法の時限立法でしたが、
2001年から6年間も再度延期され、今年11月期限切れでその成り行きが注目
されています。
インド洋に於ける我が国の各国艦隊への無償給油はこの6年間で769回    48万キロリットル、219億円と言う巨額な無償給油です。それに給油のための
艦船や隊員等費用を計算すると相当な額と思います。
この頃は米国艦隊の中には、イラクへ行くものと、識別出来ないまま給油して居るとか。これは特措法からかなり逸脱してはいないでしょうか?
安倍さんが、自分の政治生命を賭けてまで、通さなければならない法律か、疑問に思います。
私達は今油代で四苦八苦しています。その様な貴重な油を無償で給油しなければ
いけないと言う事が国民は納得いかないのです。
テロ撲滅のためならまだ日本として出来る任務があるのではないのか?
受ける方は無償給油が一番有難い事でしょう。しかしそれが果たしてテロ撲滅に
貢献しているか疑問です。なんか無意味な行為の様に思えてなりません。
どうもアメリカの顔色を伺っての協力とは思いたくないですが、国民の賛同は受ける自信があるのでしょうか?
政府与党には、余裕の様子が見えます。また、マジックを使い国民を騙すのでしょうか?