日々好日

さて今日のニュースは

何時の間に共通番号制導入決定されたのか?

2011-01-09 07:58:41 | Weblog
政府は税金や、年金等社会保障に関する情報を一元管理する
「共通番号制度」を個人だけでなく法人にも導入する方針を
堅めたと言う。

共通番号制度導入が何時の間に大手を振って闊歩する様になった
のか大変不思議です。

これについてはまだ国民的討議もなされていないのではないか?

共通番号制度は確か自民党政権時代に国民の共通番号制導入が
検討される際國に全てを管理される恐れが有るとの理由で反対が
多く、潰された経緯が有ったかに思います。

そしてその急先鋒が当時野党だった民主党ではなかったか?

これはお役所のご都合によるもので、業務の効率化の名の元に
国家による国民管理の何の物でもないと言うのが反対の理由だ。

今回は法人も導入し企業も同じように国家管理の許に置こうと言う
考えが見え見えです。

理由としては従業員の社会保険や所得税の徴収。企業の納税等の
行政の間で行われる膨大な業務の効率化を図るとなって居る。

その効果として國と地方自治体の歳出削減が可能である。
企業側も事務作業の大幅な簡素化で国際競争力強化に期待出来る。

と言うが何で此処に国際競争力が出て来るのか不思議でならぬ。

現在行政機関は法人情報を「会社法人等番号」(登記番号)「保険
事業者番号」等を使って管理しています。

事務作業が大変複雑になって居る事は事実です。

日本経団連は全て電子化しインターネットを利用し情報ネットワークを
構築する構想を提案しています。

国民の共通番号制度は住民台帳ネットワークの住民票コードに関連ずけた
新たな番号を付与する方針らしい。

法人の共通番号制度は現在の法人登記番号の転用する案が有力とか。
登記番号のない任意団体等には新たな番号を付与して、企業の収益を正確に
把握し所得税の申告漏れや脱税防止に役立てる計画らしい。

政府は与党社会保障改革検討本部の実務検討会で国民の個人共通番号制と
合わせて法人共通番号制を議論し年内にも法案提出する構えとか。

何時の間に此処まで進行していたのか?

共通番号制導入は年金や徴税事務として避けて通れない処まで来て居る事は
事実です。

しかし一元管理により重要な企業や個人の情報が国家により管理される事も
事実です。

またこの頃問題になって居る情報の大量流出の危険性がないか心配です。

当然やるからには高度の流出防止対策がなされると思いますが矢張り何となく
不安です。

国民共通番号制が既成事実として論じられて居る怖さを改めて感じた。

経済界トップの新年会

2011-01-08 16:33:58 | Weblog
先日日本の経済界のトップの人達が集まって新年会があつたとニュースは伝えて居た。

2011年の日本経済界を動かすトップの人達が一堂に会し本年の抱負を披露したとの事で
何れその成果は出て来るのでしょうが、現在政治が当てにならずせめて経済だけはまともに
動いて欲しいものです。

そのトップの一人が言ったと言う「何もしないリスク」は日本をダメにすると言う事です。
確かに今政治も経済も手をこまぬいて何も行動を起こさない状況です。

下手に動き回ってかき混ぜる事もあまり褒めたものではないが、手をこまねいて何もしない
事は是は悪であると誰かが言ったがその通りだと思います。

野球で打者がバッターボックスに立って、ただ球を見過ごして居てはヒットは出ません。
あわよくばホアボールで出塁しようと安易な考えでは野球はとても勝てません。

将に日本の経済も政治も、手が出せずただ無策に立って居る状態とも言えます。

何とか自信を持って立ち向かって欲しいと言うのが願いかも知れません。

もう一人の方は、この際外国から思い切って100万人位労働力として外人を受け入れては
どうかと提言されて居ました。

是についてはフランスの様な失敗例があるので、余り賛成しかねますが、しかし何とか
労働力の補填は考えなければならないのではないか。

日本人は3Kと言ってきつい仕事等を嫌い、今や違法の外国人を雇ってどうにか操業して
居る会社が日本全国で相当居る実情をどうにかせねばなりません。

そしてドンドン海外に逃げて行く企業是も国内の空洞化を呼んでいます。

是と並行して日本人が外国に出たがらない傾向もグローバル化に逆行で大変問題です。

今からは世界を相手に勝負する時代となったのですから、日本ももっと自信を持って
世界にチャレンジして欲しいものですね。

あと何年すれば日本人の大半が外国語を上手に話せる様になるのでしょうか?

内閣改造仙谷官房長官留任か更迭か?

2011-01-08 07:51:11 | Weblog
問責決議された仙谷官房長官等が出席する如何なる会合にも応じないと言う野党要求に対し
菅総理は内閣改造で対応する考えを表明して居ました。

その際仙谷官房長官の首を差し出して野党要求に応じるのではと言うのが専らの噂でした。
仙谷官房長官は、菅総理に取っては大事な防波堤で、菅総理への攻撃をまともに受けて
居た様にも感じます。

よかれと思って言ったのか独断専行も見られ菅総理をないがしろにして居るとも言われた。

仙谷官房長官は菅政権の影の実力者とさえ言われています。

先刻この二人に対し長老の西岡参院議長が、思いつきで動き政治哲学がないとコテンパー
にやっつけていました。

野党の党首さえ言えない様な言葉を出し特に尖閣諸島での一連の動きに対し全く無知無能な
総理であり、官房長官と酷評しています。

考え方が合い反し同じ政党なのかと思われる様な発言です。
それだけ自由に発言出来る事は良いことかも知れませんが反面この大事な時の発言としては
如何かと思います。

正論で有るだけに大変微妙です。

話しは逸れましたが、今内閣改造人事で色んな憶測が飛んで居る様です。

ハッキリして居る事は岡田幹事長や玄葉国家戦略担当相の脱小沢路線維持は確定の様です。
また前原外相や野田財務相の管政権を支える人達は続投とし、小沢派関係の閣僚や党幹部は
切って行く方針の様です。

余り極端過ぎると政権が吹っ飛び党が割れる可能性も含んで居ます。

もう一点は対野党対策で問責決議阻止出来なかった責任と国対委員長であるにも関わらず
衆院解散に言及した責任を取らされて鉢呂国対委員長の更迭は決定的と言われて居ます。

因みに鉢呂国対委員は現在の社民党系出身で北海道選出の朝鮮人帰化議員として有名です。

問題は仙谷官房長官を更迭するか、そして誰を国対委員長に据えて通常国会を乗り切り、
2011年度予算案無事成立させて春の地方統一選挙で勝利するかです。

仙谷官房長官の首無ければ通常国会開催に応じないとする野党連合。

仙谷官房長官を更迭すれば勝ちに乗じ更に野党の攻勢は強まる事を予想しここ一番踏ん張る
べきだと枝野幹事長代理や玄葉政調会長が声を大にして叫んでいます。

処が小沢グループは小沢氏の政倫審査会出席は仙谷官房長官更迭が条件だと強く要求して
居ます。

この点でも党の要職から小沢氏の影を消したい執行部は果たしてどの様な要求を菅総理に
出すか注目されます。

民主党内では改造内閣の人事権は菅総理が握っているのでその決断を待って居ると言って
居るが罷り間違えば菅内閣が吹っ飛ぶ要因を含んで居るので大変難しい梶取りになりそう
です。

参院で08年度決算議決未了で棚晒しか

2011-01-07 09:54:02 | Weblog
参院の法案審議が此程までに無茶苦茶とは今まで国民に知らされてなかった様です。

何と2008年度決算が国会提出されて1年以上も議決されないで放置され、それに
2009年度決済までも審査されないでそのままと言う事は異常事態としか形容の方法が
ありません。

決算審査はどうせ使った過去の事と簡単に思っているのかそれとも自民党政権時代の事と
無視しているのか1年以上も放置するとはあまりにも酷すぎると思います。

是まで参院改革で決算審査は提出1年かって居た審査が5~8カ月で議決されて居ましたが
政権交代や国会混乱で鳩山政権時代に08年度と09年度が溜まってしまい鳩山政権は交代
菅政権になっても問責決議等で国会混乱喧嘩別れで議決は放置されたままと言う。

確かに来年度予算案成立が最優先事項ではあるが、過去にどの様な使い方をされたかを
じっくり参院で審査議決する事も大切な役目ではないか。

その様な基本的事項が守れない参院議員の先生方には即刻止めて頂きたいものです。

兎に角今の参院のあり方はどうも国民に納得の行く審議をしていません。
衆院で負けた恨みをすべて参院にぶっつけると言うやり方は本来の参院のあり方とは違う
気がしてなりません。

もっともこの方法をやり出したのは当時野党だった民主党でした。

因果応報で今度は自分たちが苦しめられる事になったのですが、迷惑なのは国民です。

ねじれ国会は何も日本の特許ではありません。

ねじれ国会で苦労して居る國は世界にごまんと居ます。

米国のオバマ政権も同じようにねじれ国会で苦労して居ると言う。

むしろこれから正常な国会運営を図るにはむしろねじれ国会が好ましいとさえ言えるのでは
ないか。

問題はどう国会を運営し国民の期待に応えられるかです。

それが出来ない政権は即交代すべきではないかとさえ思います。

地方主権に逆行?國の提訴権

2011-01-06 10:32:25 | Weblog
総務省は違法自治体に対し國に提訴権を与える制度に改正する方針を固めたらしい。

これは鹿児島県阿久根市に於ける市長の専決処分の乱発によって市政が乱されて居ると断じ
た事例等に、何とか対応出来ないかと打ち出されたものと言われて居ます。

阿久根市はご存じの様に新しい考えの首長が誕生し次々と新しい市政を打ち出し議会と
揉めて紛糾しています。

市会議員の評価をブログで公表したり市会議員の報酬を日当制にしたり気に入らぬ職員の
首を勝手に切ったり職員の給与を切り下げたり遣り放題でした。

これに拍手を送る一部議員や市民に支えられてリコールされてもまた蘇ると言う悪循環で
市長は専決権を逆手に次々と自分に都合の良い方に事を運んでしまいます。

是に対し鹿児島県も國も中止勧告しか出来ず手をこまねいています。

確かに打ち出す市政は納得させるものもあるが問題はやり方です。
民主政治のもとでは一定のルールにより運営されます。

是では昔の悪代官とか悪徳保安官のやり方と同等と言われても仕方無いやり方です。

そこで國は法令に違反した行為があるとみなされた地方自治体が是正要求に従は無い場合
國が違法確認を求め提訴出来る様な制度に改正する事としました。

新制度では國の是正要求を拒否すれば訴訟対象となります。

ただ判決で違法とされての判決自体に強制力はないが司法が國と地方の言い分を聞いて
下す判断は重いものと期待して居ます。

是までは國の言う事は絶対で反対する自治体は皆無でまた反対したら國から抹殺され
かねない状況で相当厳しい報復がなされていました。

処がこの処地方自治体の力がまして國に面と向かい反抗する自治体がアチコチで出て来た。

住民基本台帳ネッワークや國の基本方針であった平成の大合併に反対する自治体、
独自の方針を貫く首長等々・・・

是を一把一からげで対処しようと言うのがこの新制度ではないか?

民主党が打ち出した地方主権の構想とは反対の動きにも見られます。

地方自治体の独自の動きや暴走を封じると同時に、地方自治体を國が監視強化する制度
とも取れます。 

どうもこの新制度は両刃の剣の感じがしてなりません。


消費税増税いよいよ本格化か

2011-01-05 08:31:04 | Weblog
菅首相は4日年頭記者会見を行いました。

要約すると小沢氏は強制起訴されたら議員を辞職すべき事。
小沢氏は政治とカネ問題につき国会でシッカリ説明せよ。
消費税を含む税制改革で超党派的議論を起こし6月を目途に結論出せ。
衆院解散は全然念頭に無い事。
2011年予算案成立のため強力内閣改造を行う事。

この5点について述べました。

我々国民は小沢さん問題よりいよいよ本格化する消費税増税問題に一番
関心があります。

菅総理は鬼門の消費税問題を敢えて取り上げなくてはならない所まで日本
の財政が行き詰まって居る事をなんとか国民に理解して貰おうとして居る
のでしょうが、決して消費税を上げるとは言いません。

超党派的に議論を起こしなんとか国民に理解して頂くと言うずるいやり方
をとって居ます。

ご存じ日本の社会保障費は毎年確実に1兆円以上の増加をしています。

それに見合う税収が増えて居るかと言うと逆に税収は減りここ2年間税収
を上回る赤字債券で補って居ます。

来年度予算案は大雑把に税収が40兆円国債が44兆円税収外が10兆円弱
と見るのが妥当な処です。

昔日本の国家財政は1兆円の時代があって1兆円を超えた時大変な騒ぎになった
のですが、いまは予算は93兆円です。

国民の大半は是で良いとは思ってはないが、実際現実の問題として増税が目の前
に突きつけられると矢張り反対の立場になってしまう。

誰でも自分の生活を守る権利がありますが、國として我々がやって行くには当然
相応の費用の分担が求められます。

金出すのは嫌だ、しかし年金や医療・道路全て最高にせよと言ってもそれは出来
ない相談だと分かっては居ます。

何処かの党の様に増税は必要ない税金の節約で可能と夢の様なたわごとを言って居
ますが、もうその様な事態で無い事は誰もが理解しています。

政権担当政党には永久になれない政党だから言える事です。
もしなったら恐らくコロット変わるでしょうね。

しかし現実の問題として例えば消費税10%に引き上げられると、財源は7兆円
余りが捻出出来て、消費税収入は15兆円超えになる勘定です。

2011年度予算案の社会保障費の予定額は28兆7000億円です。
これに比べれば確かに少ない額ですが、無いよりはましかも知れません。

また使い方一つで財源が活きて行くと言う事もあり得る事で慎重にその使い方は
検討されて然るべきと思います。

振り返って我々庶民にとっては、例えば消費税が10%に増税された場合現在は
消費税込みで105円の品物が110円になるだけだと言う人も多いと思います。

しかし是が消費税込み1050円は1100円に。105000円は11万円と
なって来ると話しは別です。

是だけ増税されると家庭の家計簿は悲鳴を上げて来るでしょう。

それに見合う収入は逆に減収の傾向にあります。

是では国民が諸手を挙げて消費税増税に賛成するはずがありません。

国家財政の危機は良く判るが、しかしその前に我々の日々の生活が先だと言うのが
国民の本音ではないでしょうか?

是に対し政府はどの様な答えを用意して居るのでしょうか?

安易に足らないから取ると言う考えでは国民は納得しませんです。

膨張してしまった国家財政を圧縮して身丈に合った予算を作る事も必要ではないか?



自民党復権なるか?

2011-01-04 10:16:12 | Weblog
通常国会を前に、どうやら自民党にとり政権奪取が夢でない所まで
民主党を追い詰めて来た感じがします。

あれだけ国民の支持を得て成し遂げた民主党政権も、やって行くうちに
メッキが段々はげて今や内閣支持率は20%線上のデッドゾーンに低迷
して居るにも関わらず党内の権力闘争に明け暮れて居ます。

自民党としては一気に倒閣に進みたい処ですが気になるのは国民の自民党
支持が延びない事です。

国民の間には、自民党より民主党の方がまだましだと言う感覚がある事が
現実の事として捉えて居る様だ。

確かにやりすぎは有ったが是までの自民党の決まり切ったやり方を打破しよう
として打つ政策は国民に目新しく映り支持されて来ました。

処が問題は財源です。

全ての施策がこの財源問題で右に左に大きく揺れて縮減されたり先延ばしされたり或いは
廃止されてきました。

それに政権運営に慣れてないので勝手に閣僚や党が動き右往左往して、その度修正や弁明が
行われて来ました。

これにはまず国民が戸惑いそして民主党政権を信用しなくなって来た。
これが民主党政権の支持率低下を招いているやに考えられます。

そこで自民党はこの期を逃さず政権復帰に向けて党改革に乗りだそうとしています。

今党改革を議論して居るのは自民党の党改革委員会ですが、自民党がある調査会社に依頼した
調査結果に思わず頭を傾げたとか。

「政治とカネ」にクリーンなのは自民党より民主党との回答が7割も有りまず驚いたと言う。
あれだけ小沢氏の問題がクローズアップされても世間は矢張り自民党の是までの癒着を忘れて
居ない様です。
自民党はクリーンでないとの感覚が定着して居るものと思われます。

また回答者の6割が自民党にはある種の反感があると回答したとの事です。
今まで自民党時代に遣り放題やった事への反感でしょうか?

自民党に対しては相当数の回答者が反省が足りないと回答したと言う。

肝心の自民党復権については「望む」を大きき引き放し「望まない」と回答したと言う。

民主党のバラマキ政策を批判すると借金を膨らませたの誰だと過去の政策を非難される始末。

そこで自民党改革委員会は自民党への嫌悪感を解消さるため政治総括部会を。
国民の声を政策立案に生かすため政策力強化部会を共に立上げ活動を始めようとして居ます。

処が自民党員の中は冷えた感じで党改革より政権奪取に力を入れるべきとの声が高く党改革
はかけ声倒れになりそうとか。

小泉進次郎衆院議員は中途半端な党改革で与党になってもまた自民党嫌いを作るだけだ。
この際一気に自民党改革を行い国民の支持を得るべきとの正論も出されて居る様です。

果たして自民党が国民の支持を得てまた政権復帰が出来るか?
それは自民党改革を完全に行った後にして頂きたいものですね。





景気観測は足踏みから踊り場傾向へ修正か?

2011-01-03 09:21:03 | Weblog
共同通信社が此の程全国主要企業110社を対象に行った景気観測
結果を発表しました。

結論から言うと是までは復調の兆しが見え始めてはいるが日本経済
は、足踏み状態であると言う観測でした。

今回日本経済は横ばい状態の踊り場に有るとの回答が多かったと言う。

何処が違うかと言うと足踏み状態は二進も三進行かない状態を言います

踊り場にあると言う事は景気が一時的停滞する様を言い景気の懸念要因
が取り除かれると景気回復するが、改善されないと更に悪化すると言う
状況言うとの違いです。

早い話景気は少し動き出したが良くなるか悪くなるか分からないと言う
事の様です。

ここで問題なのが政府の景気対策です。

ご存じの様に頼みの菅政権は党内対立が激化して国民の支持率は低下して
しまい打ち出す政策の実行力に疑問符がつく状態です。

政府が打ち出した雇用や設備投資拡大に対し経営者は先行きを心配して腰
を引いて居る状態です。

幾ら法人税切り下げを行ったり雇用促進税等設けても環境税とか減価償却
制度等の見直しで更なる増税が懸念される危機感があると言う。

日本経済はエコカー補助金制度や家電エコポイント制度で需要の先食いが
起こり新車販売や家電商品の売れ行きが落ちその反動が出て来て居ます。

そんな中に企業努力でリストラ等を行い業績を伸ばした企業もあって、
日本経済は復調したかに見えた時期もあったが、この処米国景気回復が
懸念されまたまた円高となった。

それに欧州経済も懸念材料が多く対ユーロも昨年末には110円を切った
状況でした。

今回の懸念要因の回答では、円高がトップで75社68%でした。
次が米経済の先行きで58社58%です。
そして個人消費の低迷が40社。景気刺激策の息切れ31社と続きました。

その円高対策として企業は、徹底した経費削減で対処する33社。
原材料の海外調達拡大19社。
生産拠点海外移転の推進9社と懸命に努力しようとする企業と逃げ出す企業
も有って益々国内産業の空洞化は進み、懸念要因除去には程遠い感じです。

今後の景気見通しとしては75社がこのまま横ばいと回答を寄せた。

景気の本格的回復は今年の後半が55社。来年が23社。13年以降が10社
もあって景気の足踏み状態は当分長期化するとの予測する企業が多かった。

この回答は原則として日本主要企業のトップが昨年末に回答したデータなので
日本経済の今後を的確に予想したものと見て良いのではないでしょうか。






2011年の中国

2011-01-02 10:12:32 | Weblog
現在中国抜きでは世界は語れないとさえ言われる様に中国は世界大国にのし上がりました。

中国は世界のあらゆる國や地域に食い込んで世界の富みと資源をその有り余る財力でかき集め
更に肥大化しています。

世界最大の13億人の人口。広大な国土。優秀な民族の中国は経済GDPでは日本を抜いて
世界第2位の経済大国を手にしました。

また大きな國には強い軍事力をとこの処中国の軍事力の拡大は目を見張るものが有ります。

中国の防衛費は10兆円を超えて居るとも言われますが実際にはその数倍が使われて居ると
言われて居ます。

中国の防衛費は今や米国と肩を並べる程の額になりかってのソ連と米国の軍拡競争時を
偲ばせる程とも言われます。

日本の防衛費は5兆円にも届きません。
所有して居る戦力は比較にならないのが当然です。

中国の国産戦闘機は米国の次世代戦闘機に決して引けをとらない機能が
有って日本の航空機も何回かスクランブルをかけ防衛に苦労しています。

特に中国はこの処海軍力拡大に力を入れて居ます。
戦艦数隻で戦隊を組みこれ見よがしに太平洋へと繰り込んで居ます。

また中国の潜水艦が我が国の海域に突然浮上したりして盛んに示威行動
とも取れる動きをして居ます。

現在ロシアから航空母艦を購入し、移動戦略基地化を目指しています。

そして中国は国産の航空母艦の建造に着手したとの情報も流されて居る
状況です。

航空母艦があれば世界のどの地点からも航空機を発進させる事が可能です。

現在中国は東南アジアやヤンマー・インド更にアラビア半島にまで拠点を確保して居ます。

是をシルバーラインと称し世界から資源を運ぶルートとしています。

この前起きた尖閣諸島の漁船衝突事件はこのライン上に起きたトラブルと見るのが至当とさえ
言われます。

中国は着々と世界覇権に向かって手を打って居るが、一方日本にはこの中国にシッポを
振る様な政権が誕生し日本国民としては情けないない思いをして居る人が多いと思います。

しかし日本経済の首根っこを押さえられてて居る現実を前にしてはどうしょうもありません。

食糧やレアメタル等の資源から観光さえ中国のご機嫌を損なうと途端に困ってしまう日本。

是に対して何ら打つ手無しの無能振りで日本国民が口惜しがって居るのが分からないらしく、
相も変わらず党内の権力闘争に明け暮れている状態です。

強い中国を築くにはもっと強力化を唱えるグループと徒に世界を刺激させるのはマズイと言う
グループが居るが現在どうも強い中国をと言う傾向が強い様です。

一応年頭に当たり胡錦涛国家首席は「我が国は独立的平和路線を歩む」と宣言して居るが、
台頭する軍部の力は予想以上に強いらしい。

2011年はどの様な年になるのか?

2011-01-02 08:47:57 | Weblog
年が明けて民主党はそれぞれ二派に分かれて新年会で気勢を上げて居た様
ですが今年は民主党にとっては苦難の年になる事は間違いない様です。

まず通常国会が無難に開催できるかの大きな問題があります。

民主党にとっては折角苦労して作り上げた2011年度予算案はどうしても
成立させたいと言う宿願があります。

野党側は小沢氏の政治と金の問題或いは仙谷官房長官等の問責決議にけじめを
付けなければ国会開催に応じないとさえ言う強腰です。

是に対し民主党内は絶対多数を占める小沢派と権力を掌握している岡田幹事長
等の執行部との二つに割れてケンケンガクガクの状態です。

どうにか小沢氏が条件付きなら国会招致に応じると折れたが、執行部は条件付
きとはおこがましい離党勧告だ、いや国会で招致決議だとこれまた収拾不可能
な状態に陥って居ます。

一方野党や小沢氏から突きつけられた仙谷氏等の詰め腹問題は、菅総理が内閣
改造に向け動き、その際仙谷氏等に泣いて貰う様説得中との噂が流されて居る
とか。

民主党は何としても国会を開催し2011年度予算案を成立させ、春の地方
統一選挙に勝利しなければ明日はないと言う処まで追い詰められて居ます。

菅政権が春まで持つかとさえ言われる様な逼迫した状況に置かれて居ると
言う人さえ居るとか。

現実の問題として解散総選挙の話しすら出てきた昨今の政治情勢です。
果たしてどうなるのか?
松の内が明ければ本格的に政界が始動するのではないでしょうか。

国民は自分達の生活がかかっている政治の成り行きを固唾を呑んで見て居ます。