34年振り円が急落し153円台が出現した。
これは何も日本経済の悪化が原因ではなさそうだ。
米国消費者物価指数が市場予想を上回った事・FRBの利下げが先送り
される公算が大きくなり米長期金利の上昇で、日米金利差拡大を懸念
してドル買い円売りが一気に進んだ事が大きな原因の様だ。
ただ市場は急激な円安で日本政府や日銀の為替介入を警戒して居る
向きもあるとか。
事実鈴木財務相は急速な円安に対応し円買い介入も辞さぬと言う
姿勢を見せた。
日銀は一応マイナス金利政策を解除したが、今後も緩和的金融
政策は続ける姿勢を見せ、FRBが利下げしなければ、日米の金利
差は大きく今後も円売りドル買いは進むと見られる
尚東京市場の午後3時現在で1ドル153円12~14銭です。
ドル買い円売りはまだ進むと見られる。
円は価値が下がったままで、来日外国人にとっては何よりの
プレゼンとなって居る様だ