芹沢博文 1982年 力富書房
ついこないだ、とある古本屋の外の均一棚で見つけて買った。
存在は知ってたんだけど、読んだことなくて、ついぞ本屋(って古本屋しかありえないが)で見たこともなかった本なんで。
タイトルの「××」は、「ちょめちょめ」と読む。
もちろん、芹沢九段がレギュラー出演してた「アイ・アイゲーム」のおなじみのフレーズである。
テレビ出演もそうだけど、本書の「エピローグ」には、
>将棋指しが将棋の本を出すのはごくふつうのことであろうが、このような戯文集を出す栄に浴したのはおそらく将棋指しとして初めてだろう。
なんて書いてるように、スポーツ紙や週刊誌に、ここに収めたようなエッセイをたくさん書いてて、ほんとタレント的才能にすぐれてた人だった。
24歳で八段になったくらいだから将棋の才能もすごかったんだろうけど、残念ながら私は全盛期の将棋をほとんど知らない。
いま調べたら、亡くなったのは、もう三十年前、51歳だったそうだ。
本書のなかでもウイスキーをストレートでがんがん飲む話があちこちにあるが、浴びるように酒飲みだしたのは、何歳のときからなんだろう。
才能がありすぎたせいか、若くして絶望しちゃったようなとこがあったみたいで、ちょっと痛々しい、まじめに考えると。
コンテンツは以下のとおり。
「プロローグ」
「並八の八めん六ぴ」
「われ競輪を愛す」
「わがヰタ・セクスアリス」
「並八の世相放談」
「わたしの交遊録-棋友・碁友」
「名局観戦記」
「エピローグ」
ついこないだ、とある古本屋の外の均一棚で見つけて買った。
存在は知ってたんだけど、読んだことなくて、ついぞ本屋(って古本屋しかありえないが)で見たこともなかった本なんで。
タイトルの「××」は、「ちょめちょめ」と読む。
もちろん、芹沢九段がレギュラー出演してた「アイ・アイゲーム」のおなじみのフレーズである。
テレビ出演もそうだけど、本書の「エピローグ」には、
>将棋指しが将棋の本を出すのはごくふつうのことであろうが、このような戯文集を出す栄に浴したのはおそらく将棋指しとして初めてだろう。
なんて書いてるように、スポーツ紙や週刊誌に、ここに収めたようなエッセイをたくさん書いてて、ほんとタレント的才能にすぐれてた人だった。
24歳で八段になったくらいだから将棋の才能もすごかったんだろうけど、残念ながら私は全盛期の将棋をほとんど知らない。
いま調べたら、亡くなったのは、もう三十年前、51歳だったそうだ。
本書のなかでもウイスキーをストレートでがんがん飲む話があちこちにあるが、浴びるように酒飲みだしたのは、何歳のときからなんだろう。
才能がありすぎたせいか、若くして絶望しちゃったようなとこがあったみたいで、ちょっと痛々しい、まじめに考えると。
コンテンツは以下のとおり。
「プロローグ」
「並八の八めん六ぴ」
「われ競輪を愛す」
「わがヰタ・セクスアリス」
「並八の世相放談」
「わたしの交遊録-棋友・碁友」
「名局観戦記」
「エピローグ」