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好きな本とかについて、ちょこちょこっと書く場所です。蔵書整理の見通しないまま、特にきっかけもなく08年12月ブログ開始。

ことし最後の乗馬

2015-12-28 18:44:06 | 馬が好き
乗馬にいく。
まさか暮れの28日まで練習させてくれるとは思わなかった、ありがたやありがたや。
(札幌のときは、年中無休だから「えー、元日乗りにこないのー?」とか言われてたが、さすがに正月には行かなかった。)
冬休みで子どもたちも来てるんで、馬たちは大忙しである、すいませんねえ。
でも、暑い夏休みとちがって、きのうも今日も休みなしでも馬は元気そうである。
最低気温4度くらい、最高気温の予想は9度くらい、たいしたことはない、けど、今シーズン初めてコーデュロイの乗馬ズボン履いてく。
(前なら零度以下になんないと出してこなかったんだけど、そんなこと言ってると使う機会ないので、ここでは。)
ついでに薄いウインドブレーカーも着て乗る。乗ってるあいだは平気なんだけど、二鞍目を見てると寒くなるかもしれないから。

きょうの馬は、マイネルレコルト。最近わりとよくあたる印象、いつもうまく乗れないけど。
さて、馬装して馬場へ。乗るときうるさいかもと言われたが、なにもしない。
それにしてもずんずん歩く、地下馬道の下りをずんずん歩くのは、慣れないとけっこう不安なもんである。
馬場に入っても元気よく歩く。すこーしスピードダウンしてもらってから、脚ポンといれて、それで歩くこと確かめる。
4頭の部班の前から2番目。ひそかに位置取り考えた、元気いいときは前の馬に追いついちゃうからね、この馬。
んぢゃ、速歩スタート、軽速歩中心に。
人が自分の力で立ち上がるような軽速歩のとりかたをしてはいけない、馬がいい動きをしてそのリズムで前につれてってもらって軽速歩になるように。
脚をギュッと挟んだりグリグリしてはいけない、それでは馬は動きにくいだけ、ポンと使って馬を重くしない。
動いてるはずなんだけど、隅角通過するときにあやしくなるんで、内に入らないように脚を当ててたら、それはダメ、いまの隅角は最低、とダメ出しされる。
馬を前に出して、馬がひとの前にいるように、馬は両の拳のあいだに置いておく。
長蹄跡で勢いよく進むのはいいんだけど、ややもすると馬の口が強くなるように感じるので、あれこれイジろうとするから、隅角で失速する。隅角の手前でポンと脚つかって、前に動いてる状態で回転に入るように心がける。

輪乗り。右手前だと、馬が外向いちゃうんで、ついつい左手を内に押すように持ってきちゃいがちなんだけど、それは逆、壁をしっかり外につくってそこにぶつけてくように、って外にぶつかる感じがないよ、右手開いたりするんだが、うーん、うまくいかない。
左手前は内に倒れてきちゃいそうな感じするんで、ついつい左足でグリグリ圧しちゃうんだけど、それしてるとカカトあがってきちゃって、ダメ。アブミちゃんと踏んで、真っ直ぐ座って、太もも全体をくっつけるようにしないと、そもそも左の尻が浮いちゃってるぞ、それぢゃコントロールできない。
駈歩、輪乗りから蹄跡へ、元気はいいんだけどコンタクト失うと馬が伸びちゃいそうなので、わりとしっかり持つようにする。スピードをおさえようとするときには、ちゃんと座って鞍に乗りこんでいくように、動きを止めてはいけない、立ち上がるように腰が浮いてはいけない。
内の脚のカカトが上がってると指摘される、意識してアブミ踏んで、隅角では脚に巻きついて馬が回転してくように。
左手前は輪乗りではまあまあの感じだったんだけど、蹄跡で真っ直ぐ走ってたら、やっぱなんか四節のような感じになっちゃう、前に出そうとジタバタするんだけど、リズムが戻ってこない。
最後、速歩でツーポイント。たてがみつかんで、ちょっと前傾、腰を張ること意識する。ツーポイントも、馬が動いてて軽くていい状態になってないとできない、真上に立ち上がるんぢゃなくて、前に行く馬の勢いに乗っていく。
軽く乗れてないままで、終わりー、馬は自然に元気よかっただけに残念。
二鞍目を見てると、なんかとても踏み込みがいい、よく動いてると思う、一歩一歩が小さな跳躍になっている。乗ってると反撞つらいんだけどね。

毛刈りせずに長いまま、このまま冬を越すんだろうか。さわると毛布みたいで、あったかくておもしろい。
そんな汗かいたりしたわけぢゃないから、ふつうに手入れできてよかったけど。
手入れのときも、おとなしい。不穏なそぶり何も無し、お利口さんでした。
終わったら、「来年もよろしくおねがいします」って、みなさんに言われるんだけど、来年も続けられるのかなー、私。
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ATTACK25

2015-12-24 08:03:23 | CD・DVD・ビデオ
DREAMS COME TRUE 2014年 ユニバーサル
間違えたー。
というのは、こないだクルマのなかで昼間のFMを聴いていたら、ドリカムの曲が流れて、ふーん、いーねー、こーゆーの、と思ったんだが。
で、2週間くらい前かな、たまにゃなんか目新しい(←あくまで自分にとっての意)音楽でも増やすかーとふと思ったときに、そーいやドリカムなんていいかもと思った次第。
(ドリカムについては、音楽のほとんどをレンタルで済ましてた、もう十何年も前に、「LOVE LOVE LOVE」ってのが聴きたくて、なんか一枚聴いただけである。)
んで、ネット上のショップで、ササッと検索してみて、並んでるなかから(こういうのはふつう上から新しい順に並んでるもんだ)、んーと、サラダがどうこう言ってたな、あの曲、と正確なタイトルも知らないまま、これだなって選んだのが、このアルバム。
それでそれで、聴いてみたんだけど、なんか違う。
ドリカムに詳しいひとによれば、「それは『あなたにサラダ』でしょ」ということらしく、このアルバムの『あなたにサラダ以外も』はそのアンサーソングみたいなもんらしい。なーんだ。
そういやぁ、あのFMの番組は、あまり新しいものぢゃなくてよく90年代ころの曲を流すよなーと思うと、妙に合点がいったけど。
とはいえ、これはこれで、良いよ。
聞いたことあるの『さぁ鐘を鳴らせ』くらいだったけど、とりあえず気に入ったのは『FALL FALLS』かな。
1.THE CHANCE TO ATTACK WITH MUSIC
2.ONE LAST DANCE,STILL IN A TRANCE
3.あなたにサラダ以外も
4.I WAS BORN READY!!
5.MONKEY GIRL―懺鉄拳―(懺鉄拳の懺は懺悔の懺)
6.軌跡と奇跡
7.FALL FALLS
8.MORE LIKE LAUGHABLE
9.さぁ鐘を鳴らせ
10.愛して笑ってうれしくて涙して
11.想像を超える明日へ‐Album Version‐
12.MADE OF GOLD ―featuring DABADA―
13.この街で
14.MY TIME TO SHINE
15.愛がたどりつく場所
16.AGAIN ‐Album Version‐
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エピソード7を観てきた

2015-12-22 21:11:12 | Weblog
きのうのことなんだけど。
スター・ウォーズの新作「フォースの覚醒」を観てきた。
先週の金曜日、12月18日18時30分一斉公開ってことはもちろん知ってたんだけど、仕事もあるんで金土日のうちには見らんなかった。
まあ、やろうと思えば週末の遅い時間のやつには参加することできたかもしれないけど、今回そこまで気合い入れなかった。
1999年だっけ、エピソード1のときは、一週前の金曜の先行公開に、出張先にも関わらず、万障繰り合わせてダッシュで駈けつけたりしたもんだが。
なんせ、映画なんてものは月火の午前中の空いてるとこで観るもの、ってライフスタイルが身についちゃってんで、混んでるとこ行く気にならないってのが、困ったことに、ある。
でも、なるべく早く観たいもんだなと思ってはいて、月曜の遅い時間か火曜の朝方かとか、いろいろ検討したんだけど、スケジュールの流れから(一応、師走なんで忙しい部分はあるんだけど)、最寄りの映画館の月曜の16時からの回に飛び込めそうなんで、ここで観ちゃえってことにした。
ありがたいことに、上映回数が多いからかもしれないけど、わりと空いてた。うんうん、左右に人がいない、映画鑑賞はこうでなくちゃ。
で、なかみはどうだったかっていうと。
さすがに、早い時期にネタバレに抵触するようなこと、書く気にもならないけど。
過去のシリーズを知ってる私としては、まあ楽しかった。
なんも知らないひとがいきなり観てどう思うかはわからないけど。
んー、今回気合い入ってなかった理由のひとつに、ディズニーがつくるって聞いてたってのもあって。
偏見かもしれないけど、ディズニーにつくらせたら、毒のないもん出されるんぢゃないか、たとえば誰も死なないし、最後は王子様とお姫様は末永く仲良く暮らしましたマル、みたいなことになるんぢゃないかと思ってたんだが(最初のスター・ウォーズもそうだって言ったらそうなんだけどね)、そうでもなかった。
まあ、これはこれでいいでしょう、という感じ。
でも、なにせスター・ウォーズに関して私は、圧倒的な支持者なので、なにがあっても全部許しちゃうんだけどね、それって前作までの威光を借りたお約束じゃん、とか、ご都合主義ぃ、とか、絶対言わないし。
以下、観てて直後に思ったこと、羅列。
エピソード4をなぞるようなとこあって、いい。
(これは、エピソード4~6と1~3がとても重なるようなとこいっぱいあったのと同様、おんなじことやってる、ってのは私は評価する。)
ライトセーバーを使ったチャンバラは、初期のころにくらべたら、うまくなった。
(やっぱ時代劇見慣れた日本人からすると、殺陣は大事。)
悪役がいまいち物足りない。
(うーん、ダース・モールとかグリーバス将軍とか、私が好きなエピソードには輝く悪役がいるんだよね。迷いない悪がいてほしい。)
主演女優は(誰だか知らないけど、すいません)がんばっている。
レイアはどうかな。
(ハリソン・フォードはいい味なんだけどね。どうなんでしょうねえ、キャリー・フィッシャーは出たくなかった、みたいな記事をみたような気がするけど、ムリに出さなくてもねえ。)
ジョンウィリアムズの音楽がいい。
とても気持ちよかったので、いつも本編終わるとさっさと帰るんだけど、最後まで座って聴いていた。
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道具のおかげで、楽しく乗れてしまう

2015-12-21 19:59:38 | 馬が好き
乗馬にいく。
それなりの寒さになってきたけど、乗るときはやっぱりまだ上着を着ない私、このくらいぢゃあねえ。
きょうの馬は、サンダルフォン。

(乾草食ってるとこ、引き出そうとしたら、しばらく水飲んで動こうとしなかった。)
ひさしぶり、いつ以来だろうと思ったら、5月に試合へ向けての練習してるとき以来だった。
おもしろくて好きなんだけどな、この馬、なかなか当たってくれてこなかったんだな。揺れは気持ちいいし、実に楽しい。
しかし、過去日記検索して、コンタクトが失われてくことを再三注意されてたのを振り返って、そうなんないように気合い入れてこうと思う。
と思ったら、きょうは全馬軽めの運動にとどめるよということで。どうやら冬休みも近いし、馬たちもいろいろ忙しいようだ。

いちばん後から馬場に入ったら、いつもと反対側に区画があって、そこで部班。
先頭になんなさいと言われたんで、否やはないし、さっさと前に行く。
ウォーミングアップするヒマがなかったんで、せっせと歩かせていると、元気のいい常歩もけっこうだけど後ろがついてきてるかも気にして、と言われる。

どうでもいいけど、きょうは馬装のときに「ネックストレッチつけてって」と言われたんで、つけている、私がこの馬乗るときには初めて。
こういう馬具は、便利なんだけど、私は嫌いというか、自分がへぐったら、素直にアタマ上げられちゃったりして、ヘタさを思い知るほうがいいと常々思ってるんで、あまりつけたくない。言われなかったら、置いてあっても気づかないふりしてつけなかったかもしれない。
さて私のヘタさはともかく、そのおかげでアタマ下げてズンズン歩いてくれるサンダルフォン。
んぢゃ、速歩スタート、軽速歩中心で。
調子に乗ってガンガン飛ばすと、きっと後ろを振り切っちゃうスピード出す自信があるんで、ソロリといく。
いやあ、それでもいい反撞するわ、楽しい。
ネックストレッチのおかげで、最初から馬が言い感じで丸くなってるんで、とても乗りやすい。いつもだと、この状態にするのが大変なんだけど。

輪乗り、やがて駈歩。軽々と出るのでジャマしないようにする。ただでさえアタマ上げられないんで、それ以上ひっぱったりしてはいけない。
駈歩での蹄跡行進は、ホントは思いっきり伸ばしてみたいんだけど、まあふつうの状態をキープする。
速歩のときも意識したけど、人間のほうの身体の力を抜いて、揺れるままにあちこちのパーツが動くように、しがみついたり力入れてカカト下げたりしないように。
そんなこんなで、わりとすぐに、おしまい。人馬とも、湯気だして汗かくようなとこまでいかなかったよ。
速歩のときは、回転にいくとこでリズム崩したりしてスムーズに乗れてなかったかもしれないけど、駈歩はいい先導をできたんぢゃないかなという気はする。
それにしても、いいねえ。前から好きだったんだけど、ネックストレッチひとつで、こーんなに乗りやすくなって、楽しくてしかたなかった、きょうのサンダルフォン。

手入れのときも、おとなしい。ヘンなことする素振りがなにもないし、安心して近づけるし触れるし。
ところで、背中とか拭いてるときに、妙に反応するんで、痛いとこでもあるのかなと、指や手のひらで押してみると、どうも痛いんぢゃなくて気持ちいい箇所があるらしい。
(私だけの主観ぢゃなくて、もうひとりのひとが「そこ気持ちいいみたいだよ」と指摘。)

おもしろいんで、しばらくマッサージしてやった。背中圧すんだけど、肩のへんまでピクピク、ブルブルとか連動する、ホントに気持ちいいのかなあ、たしかに逃げようとはしないし、前に立ったもうひとりに鼻づらすり寄せてゴキゲンそうではある。
あんまりやってると、こっちが疲れちゃいそうなので、適当なとこでおしまいにして、リンゴやる。
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猫のつもりが虎

2015-12-17 23:20:14 | 丸谷才一
丸谷才一/和田誠・絵 2009年 文春文庫版
なんだか妙に丸谷才一が読みたくなったんで、文庫買ってきた。
読みたい小説は、探してみたら、文庫になってなかったっぽいんで、それをどうするかは今後の課題として、今回とりあえずエッセイにしてみた。
いやー、でも、このひとの随筆は、おもしろいよねー。
(ヘンに、私は、私はこう思う、みたいな押し付けが、ないとこがいい。)
和食を食いに料理屋に行くのはいいが、やっぱ畳に座らざるをえなくて、そこを椅子にしてしまうと、「床の間の軸や屏風がをかしくなるだけぢやない。欄間の透し彫りだつて近く迫りすぎて味気なくなる。庭の眺めだつて風趣が乏しくなります」と喝破して、掘炬燵ふうにして腰かけられるようにすればよいと指摘するとことか。
>日本の新聞雑誌には建築の批評がまつたく見当らない。(略)
>今の日本は、内外の建築家に多大の報酬を払ひながら、彼らの作品について無言のままでゐる。われわれの文明は、その批評欠落の分だけ、確実に腐敗してゐるのである。
とか、至極読みやすい文章で、そういう識見を披露されると、読んでてとてもおもしろい。
どうでもいいけど、夏目漱石の原稿をもらった編集者は、何と言って挨拶しただろうかって推察があるんだけど(「四十八手」)、まあ、そこが前回からのつながりってばつながりということで。
コンテンツは以下のとおり。
・ベルトの研究
・男のスカート
・冬のアイス・クリーム
・絵を買ふ
・提案三つ
・批評の必要
・驢馬の耳
・ある日のこと
・あの大阪の運転手
・ガルボ伝説
・故郷の味
・四十八手
・ポルトガルの米料理
・歴史的抒情
・夜中の喝采
・エジプトの女王
・日本デザイン論序説
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