森博嗣 2001年 講談社文庫版
英語題は「NUMERICAL MODELS」
世間からは十年以上おくれて読み始めて、なるべく急いで読むことにしたミステリィシリーズの9冊目になる。
事件は、とうぜん、密室殺人。今回はモデル(なんのモデルだっけ?)の女性が被害者で、発見されたとき首が切断されていたという派手な状況。
事件解決に向けて(というか巻き込まれて?)おなじみの主人公たちが活躍する。
ほかにも、犀川助教授の高校の同期生であり、西之園さんの親戚にあたるという(そういう偶然というのはよく起きる)大御坊安朋さんという、新たなキャラが冒頭から登場し、狂言回し(って言うんで当たってるんだっけ、こういう存在?)になってるのが目新しいところ。
なんか、そういう変わった名前に、べつの深い意味とか隠されてそうな気も(根拠レスだけど)するけど、あまりそういうマニアックな追究はしないで、いつものようにサラサラと読むだけとした。
事件の手口とか動機とかトリックとかについては、とくに感想なし。
読んだあとに思ったんだけど、いろんな機材とか機械とか何かそういう舞台装置・道具について、私の経験値が少ないのか、想像力が乏しいのか、うまく頭のなかにビジュアルな像を結ぶことができなかったなって気がした。
それはそうと、米沢嘉博氏の解説によると、森氏の小説には森氏がかつて描いたマンガ作品のもっていたものが生きているんだそうで。
どこか少女マンガチックなところとか、ズレの生み出すユーモアなんかが、共通しているらしい。
そういうこと教えてくれる解説というのは、知らなかったものみせてくれて理解に役立つような気がするもので、なかなか面白いんだが、実際マンガは読んだことないんで真偽のほどはわからないから、まあ参考程度に気にかけておく。
そうかあ、少女マンガかあ。(って私はそのジャンルは全然詳しくない。)
英語題は「NUMERICAL MODELS」
世間からは十年以上おくれて読み始めて、なるべく急いで読むことにしたミステリィシリーズの9冊目になる。
事件は、とうぜん、密室殺人。今回はモデル(なんのモデルだっけ?)の女性が被害者で、発見されたとき首が切断されていたという派手な状況。
事件解決に向けて(というか巻き込まれて?)おなじみの主人公たちが活躍する。
ほかにも、犀川助教授の高校の同期生であり、西之園さんの親戚にあたるという(そういう偶然というのはよく起きる)大御坊安朋さんという、新たなキャラが冒頭から登場し、狂言回し(って言うんで当たってるんだっけ、こういう存在?)になってるのが目新しいところ。
なんか、そういう変わった名前に、べつの深い意味とか隠されてそうな気も(根拠レスだけど)するけど、あまりそういうマニアックな追究はしないで、いつものようにサラサラと読むだけとした。
事件の手口とか動機とかトリックとかについては、とくに感想なし。
読んだあとに思ったんだけど、いろんな機材とか機械とか何かそういう舞台装置・道具について、私の経験値が少ないのか、想像力が乏しいのか、うまく頭のなかにビジュアルな像を結ぶことができなかったなって気がした。
それはそうと、米沢嘉博氏の解説によると、森氏の小説には森氏がかつて描いたマンガ作品のもっていたものが生きているんだそうで。
どこか少女マンガチックなところとか、ズレの生み出すユーモアなんかが、共通しているらしい。
そういうこと教えてくれる解説というのは、知らなかったものみせてくれて理解に役立つような気がするもので、なかなか面白いんだが、実際マンガは読んだことないんで真偽のほどはわからないから、まあ参考程度に気にかけておく。
そうかあ、少女マンガかあ。(って私はそのジャンルは全然詳しくない。)