many books 参考文献

好きな本とかについて、ちょこちょこっと書く場所です。蔵書整理の見通しないまま、特にきっかけもなく08年12月ブログ開始。

読書とBGM(言葉と音)

2009-05-31 07:43:30 | Weblog
数年前から特に意識するようになったんだけど、
どうにも読書するときにBGMとして音楽をかけるのがダメになった。
本を読んで目から入る文字のほうが、耳から入る音に負けてしまう。
以前はこんなことなかったのになぁと思う。
もしかしたら、勝手に自分の若いころの記憶を「あの頃は何でもできた」
みたいに美化してんのかもしれないけど。
それでも、10代のころ、レッドツェッペリンを聴きながら村上春樹を読んでたのを
そのころの部屋の本棚や灯りの雰囲気も含めて、ハッキリと憶えてる。
やっぱり、いつのころからか、本に対する集中力が落ちたのかもしれない。
よくわからない、そうかもしれない。(村上春樹調)

いま、こうして、短い文を書いているときも、
(とても短いし、どうでもいい文なのに)
テレビをつけながらだと、うまく集中というか、思考がまとまらない。
んー、困ったなー。シーンとしてんのも、何か寂しいんだよなー。
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少しペースを落としたほうがよいだろうか

2009-05-30 18:06:56 | Weblog
さて、このブログ。
蔵書目録というほどのもんではないが、
読んだ本で、ウチにある本を、ただ整理するんぢゃ何なんで、
ここにリストアップして、テキトーな自分のコメントつけることでやってんだが。
最近、自分で書いていても、どうにも消化不良である。
ただ並べているだけで、これぢゃしょうがない。
好きな本については、もうちょっと気の利いたこと語れればいいのに。
ブログってのは、毎日更新すんのが大事だとは思ってんだけど、
なんか毎日、くたびれて帰ってきて、適当にとりあげて、
はい、これで今日の分はオワリ!ってやり方しかしてないんで、
内容がペラペラである。
思うに、何かについて、ある程度カッコつくまで文章にして語るには、
おそらく1600字くらいは必要ではないかというのが大体のカンなのだが、
いまはせいぜい400字弱にしかなってない。
でも、毎日1600字を書くのは、けっこう大変。
ペースを週イチくらいにして、一回一回の密度を濃くしたほうが、
あとで自分で読み返すにしても、いいものができると思うんだが、
どーしよーかなー?(←そうしても、同じものしかできない予感はある。)

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1Q84

2009-05-29 19:48:07 | 村上春樹
「読んだ本」に入れましたが、うそです。まだ読んでません。これから読みます。
(※9月22日付記 最初カテゴリーを「読んだ本」に入れてた。今回「村上春樹」のカテゴリーを作って整理しなおした。)

村上春樹の新刊が出たっていうんで、仕事帰りに本屋までとんでって、さっさと買いました。
高3のときに『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』を読んでブッ飛んでしまって以来、ずっとファンをやっている。
こづかいで安い文庫本を買うか、図書館でいわゆる名作を借りて読むような読書しかしてなかったころに、同時代の作家の単行本を買うというのは、けっこう敷居の高い行為だったんだけど、その後村上春樹の新作が出ると必ずといっていいほど即買ってる。(ノルウェイの森の初版を持ってるのは、ちょっと自慢)
それにしても、駄作のない作家のファンをやっているというは、幸せである。
今回も、内容についての予告・広告はなんもなし、作者の先入観なしで読んでもらいたいという意向らしいけど、それだけ自信満々なんだろうと期待もふくらむ。
たしか、村上春樹の小説には、文庫本でも「解説」ってなかった気がする。宣伝と同様、余計な他人の解釈はいらないんだよね。
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‘THE SCRAP’

2009-05-27 19:26:37 | 村上春樹
村上春樹 1987年 文藝春秋
副題は「懐かしの一九八〇年代」
ナンバー誌に1982年から1986年まで連載したエッセイが中心、
1987年に刊行して「懐かしの~」というのがシャレ。

当時は、村上春樹の小説しか読んだことなかったんで、
こういう文章も書くんだって新鮮な面白さがあったような気がします。

ちなみに、きのうとのつながりは、
両方ともスティーブンキングの「クージョ」に関する一節があるつながり。

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偶然のチカラ

2009-05-26 20:48:42 | 読んだ本
植島啓司 2007年 集英社新書
未来が見えないとき、いったいどうしたらよいのか?
という問題提起から始まる本。
運とか偶然とかの仕組みを解き明かすとみせて、
実は、すべては必然で起こるという立場にたって、
そのうえでいい流れに従うことをすすめる。
なんといっても、その前に、そもそも「自分で選択・決断しないように」
というところから始めているのが、よい。
それは正しい、自分で選択するから間違えるというのは、真理だ。
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