とり・みき 1989年 早川書房
これ11月の古本市で買ったマンガ。
とり・みきは好きなんだけど、作品履歴についてはほとんど何も知らないのね、私。
で、本の外見みて、おや何だかめずらしそうと思って、ついつい買ってしまった。
山の音っていったら、川端康成、っていうより原節子の映画のほうがイメージ強いが。
この単行本も見た目がシリアスそうなので、ギャグマンガぢゃなさそうな予感がしたんだが、やっぱそうだった。
巻末のあとがきで、著者は「ハズカシイ作品群」と呼んでるけど、ギャグマンガ中心のひとがマジメそうなの描くと自身では照れてしまうのはよくあることで。
ジャンルはSF系で、著者のSFって、どうしても時をかける少女みたいな雰囲気が強いような気がすんだけど、私ゃ『クレープを二度食えば』とか好きなんで、けっこうキライぢゃない。
収録作は以下のとおり。
「山の音」
九州の隠れ里っぽい村に伝わる巨人伝説のはなし。
「カットバック」
映研一年生が十五年ぶりに帰った故郷で、どこか見たことがあるような少女に出会う話。
「羽根の塔」
空気密度の濃い惑星ブローズのファン・パゴダというプロペラ状の葉をもつ花の話。
「憑かれた男」
犯人を追って辺境の惑星にきた刑事の話、パーソナルAIの端末を装備した犯人を追う。
「砂浜のメリークリスマス」
スペースコロニーのクリスマスイブに雪を降らせる話。
これ11月の古本市で買ったマンガ。
とり・みきは好きなんだけど、作品履歴についてはほとんど何も知らないのね、私。
で、本の外見みて、おや何だかめずらしそうと思って、ついつい買ってしまった。
山の音っていったら、川端康成、っていうより原節子の映画のほうがイメージ強いが。
この単行本も見た目がシリアスそうなので、ギャグマンガぢゃなさそうな予感がしたんだが、やっぱそうだった。
巻末のあとがきで、著者は「ハズカシイ作品群」と呼んでるけど、ギャグマンガ中心のひとがマジメそうなの描くと自身では照れてしまうのはよくあることで。
ジャンルはSF系で、著者のSFって、どうしても時をかける少女みたいな雰囲気が強いような気がすんだけど、私ゃ『クレープを二度食えば』とか好きなんで、けっこうキライぢゃない。
収録作は以下のとおり。
「山の音」
九州の隠れ里っぽい村に伝わる巨人伝説のはなし。
「カットバック」
映研一年生が十五年ぶりに帰った故郷で、どこか見たことがあるような少女に出会う話。
「羽根の塔」
空気密度の濃い惑星ブローズのファン・パゴダというプロペラ状の葉をもつ花の話。
「憑かれた男」
犯人を追って辺境の惑星にきた刑事の話、パーソナルAIの端末を装備した犯人を追う。
「砂浜のメリークリスマス」
スペースコロニーのクリスマスイブに雪を降らせる話。