many books 参考文献

好きな本とかについて、ちょこちょこっと書く場所です。蔵書整理の見通しないまま、特にきっかけもなく08年12月ブログ開始。

乗馬しました

2009-03-31 18:24:59 | 馬が好き
2週間ぶりに乗馬。

↑きょう、私を乗せてくれた、フラヴォン(馬の名前)
初めて乗ったけど、なかなかよい馬です。

私は、ずっとインドア(覆馬場=室内)で乗ってたんで、
外で乗ると、風とかが気になるんだけど、周りを見ながらの乗馬も楽しいです。
きょうは、桜も三分咲きくらい。週末までには満開になってくれるかな?

乗馬のあとは、ポニーと遊びました。
↓写真の、左がハッピー、右がジョニー。

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邪悪なる小説集

2009-03-30 17:11:34 | 小林恭二
小林恭二 1996年 岩波書店
収録作品は、
「銃を持つ少女」
「再臨」
「救済」
「終末」
「流れる」
「人沼家の人々」
「予言」
「虚妄」

なんかすごいタイトルだけど、なかなか面白い短編集で、好きです。
人が不条理な勢いでバタバタ死んでいくような話を、
独特のリズムある文体で書いていくんで、
ひきずられるように読み進んでしまいます。

たとえば、「人沼家の人々」
生まれた赤ん坊の将来について、家のしきたりにのっとり占ったところ、
家を発展させる大人物になる器量があるが、
成長過程で大逆境にあい家を滅亡させるかもしれないという卦がでた、
この子をどうするか、一族を招集した会議で話し合う、
というヘンといえばヘンな不気味な話。

読んでる自分には想像できない論理が展開していくのを追っかけてくのは、
とても楽しい読書の時間です。

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逃走論

2009-03-28 18:10:08 | 読んだ本
浅田彰 1984年 筑摩書房
こないだ押入れを整理してたときに出てきました。
高校生のとき、背伸びして買ったんですねー、なつかしい。
サブタイトルの「スキゾ・キッズの冒険」にみられる
“パラノ”と“スキゾ”が流行語みたいになってました、当時。
発行が3月10日、私の持っているのは10月10日の第15刷、
売れてたんですねー、こういう本が。ちょっと信じらんない。

内容は難しいです。
はっきり言って、わかりません。
(だってマルクスとかだって読んだことないし)
でも、本書のなかで、
“この本は素晴らしい。何をおいてもこの本を読まねばならない。”
と紹介されている『リゾーム』なんかも、確か買いました。
また、押入れ探して、出てきたら、ここに貼ります。



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腰が痛い

2009-03-26 22:00:28 | Weblog
タイトルは、書名ぢゃないです。

ここんとこ、ちょっと腰が痛い。
激痛ってわけぢゃないけど、立ったり座ったり歩いたりするときに、
腰の張りを意識しなきゃいけないくらいの違和感はある。

引っ越して、洋室・椅子の生活から、畳・あぐらにスタイルが変わったせいかもしれない。
(いまパソコンも座卓の上にあんのを、あぐらで打ってる)

まあ、腰痛の9割以上は筋力不足であるっていうのが、私の持論なんで、
克服しようと思ったら、腹筋・背筋でもすんのが妥当なんだろうと、
わかっちゃいるけど、なかなか実際にやる気にはならない。

あと、気をつけなきゃいけないのは、経験的には、
後から思い起こすと、太った時期に、腰痛を起こしていることが多い。
たぶん身体のバランスが崩れて、軋むんだと思う。
引っ越し前より、仕事がきつくなって、太ってる余裕はないはずなんだが、
体重管理していないので、実際のところは不明である。

ま、いずれにせよ、運動しなくっちゃダメだ。
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ゾウの時間ネズミの時間

2009-03-25 21:07:00 | 好きな本
本川達雄 1992年 中公新書
生物学の本。
文系なんで、理科はあんまり勉強しなかったんんだkど、
生物学は、けっこう好きな分野で、
なにが面白いかっていうと、進化ってのはえらいなーという一言につきる。

この本は、動物のサイズと、それによる体の設計みたいなことの関連を
わかりやすく記してあって、いままで自分で考えたこともない視点なんで、
初めて読んだときから、とても刺激的で、面白いと思ったもの。

たとえば、体の小さい動物の寿命は短く、大きい動物は長生き、
(それはどうしてかってことも当然語られてるんだけど)
だけど、両方とも一生の間に打つ心拍数は二十億回で、実は一緒。
人間のもつ機械の時計で計ったら、生きてる時間は違うかもしれないけど、
それぞれにとって流れる時間の速さは違うんだとか、まあそういうこと。

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