many books 参考文献

好きな本とかについて、ちょこちょこっと書く場所です。蔵書整理の見通しないまま、特にきっかけもなく08年12月ブログ開始。

香りでリラックス

2008-12-31 17:28:02 | Weblog
とあるところから、アロマランプなるものをもらってしまった。
使ったことないし、どーやって使うのかも知らなかったんだけど、こーゆーのは、使わないとゴミになるんで、使うに限る。

コンセントつないでスイッチいれると、電球が点いて、その上にある水を張ったボウルがあっためられて、香りが出るということだ。
で、点けちゃって、順番前後するんだけど、その水の中に2,3滴入れるエッセンシャルオイルっていうのが必要なんで、それを買ってきた。

どこに売ってんか分からなかったんだけど、横浜高島屋の食器とか家庭用品おいてあるフロアに行ってぐるぐる回って(これかなーと思うと石鹸だったりとかして)探してたら、どーやらそれらしい売り場があったので買えた。
どーしたらいーのか分からなかったんで、売場のひとに、初心者用のをくださいと言って、親切に教えてもらった。いくつかサンプルの匂いをかいでみたけど、よくわかんなかった。これはブレンドされてる「リラクシング」だそうだ。まあ何でもいいんだけどね。
というわけで、気持ちだけは優雅になった感じで、部屋で静かに年を越したい。

こちらは、もう何年も使っている香立て。これももらいもの。

小物も香りも、正直やっぱ和風なほうが、からだになじむなぁ。
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ロボ道楽の逆襲

2008-12-30 17:01:37 | マンガ
とり・みき 2008年12月 イースト・プレス。
年末ですることもなくて本屋に行ったら、とり・みきの最新短編集があったんで、買いました。横浜の某書店だったんだけど、なぜか著者サイン本でした。
タイトルにもなってる巻頭の「ロボ道楽の逆襲」は、なんか読みにくいと思ったら、5本の別々の作品を集めてリミックスしたもの。入れ替えたり描き足したりしてるらしいんだけど、そこまでしなくて普通にオリジナルを載っけてくれればいいのにと思いました。




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失踪日記

2008-12-29 18:21:43 | マンガ
吾妻ひでお 2005年イースト・プレス
なんで買ったんだっけ、この本、きっかけは忘れた
私は、吾妻マニアぢゃないんだけど(いま持ってるのはこれだけ)、なんかのつながりで買って読んだ。
なかみは、原稿が書けなくなって、逃げ出した吾妻さんが、冬にもかかわらず野宿したり、ガス配管工になっちゃったり、アル中になって入院したりって話。
妙に明るく描いてあるんで救われるが、特に病院に入ってるときの話とかは、シャレになんないです。

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競走馬私論

2008-12-28 22:41:59 | 好きな本
藤澤和雄 平成15年祥伝社黄金文庫版
調教師である藤澤さんの本。
海外での修業時代から、この本が元々出版されたのが平成11年なので、その前年にタイキシャトルで海外のレースを勝つまでのことが書かれているが、非常に勉強になる。なので、馬関係の後輩にも読むのを進めているが、読んだひとりの感想で「藤澤さんのファンになった」というのがあった。

根底にある「ハッピーピープル・メイク・ハッピーホース」という哲学はもちろんなんだけど、前半戦でまず目をひかれたのは、「頼むから、飼葉だけは同じ時間につけてくれ」という話。
たとえば中央競馬のいまの標準の厩舎だとトレセンの一棟に20馬房あって20頭の馬が同じ屋根の下にいるわけだが、厩務員ひとりあたり2頭の世話をしているんで、それぞれが厩舎に来ては自分の担当している2頭だけに飼葉をやるんだが、そうするとそのひとの持っている2頭は飼葉を食えるのに、隣の馬房にいる別の人が持っている馬は食べらんない。もちろんメシぬきぢゃなくて、ちょっと待てば自分の担当厩務員がやってきて無事食べられるんだけど、馬にはそんなことは理解できない、隣の馬が食べてんのにどうして自分は食べらんないだろうってミジメな気持ちで、たとえ30分くらいの短い時間でも耐えなきゃいけない。そのときの馬の気持ちやいかん? 人間が自分の都合でマチマチの時間にやってくるんぢゃなくて、馬の気持ちを考えて全部の馬に同じときに飼葉をやろうって、藤澤さんは先輩たちに意見する、そんな話。
そのほかにも、藤澤さんが調教師になって開業してから、馬房前の砂地にいつも箒の目を立てること、人や馬の足跡も落としておいてはいけないという話とか、参考になる。キレイにしておけば、おかしなモノが落ちてたら、すぐ気づいて馬のケガを未然に防ぐことができる。
そんな、藤澤さんにしてみれば当たり前なんだろうけど、あらためて活字にされると、そーだよなーって思わされることがいっぱい。ウワサによれば、藤澤厩舎、仕事キツイらしいけど、馬のためにがんばるって、そーゆーことなんだよなーって思う。

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キネコミカ

2008-12-27 21:53:51 | マンガ
とり・みき 2003年ハヤカワコミック文庫

きのうの記事、ちょっとだけ、とり・みきの名前が出たもんで、それつながり(?) ほかに単行本いくつか所有してるんだけど、いま手元にこれしかないのでとりあえず。
近年けっこうお気に入りであるとり・みきを、いついかなるキッカケで私が読み始めたかは不明、おぼえてない。たぶん、いろんなところで、チラチラと見かけて気になっていくうちに、最初に買ったのは(文庫)「愛のさかあがり」で、そのあと「COMIC CUE」とか出始めたころに、わりとハマッてったような気がする。
本作は、映画に題材をとった、パロディー、ぢゃないな、えーとカバー作品集ってとこか。
とり・みきの何が面白いのかって言われても困る、おもしろいんだからしかたない。強いて言えば、なんともクールなボケとでもいうか。セリフもなんもないサイレントな状態で、ボケをかましてくれるのが面白い。過剰なツッコミが多いように思える今のお笑い全般と比べて、このドライで冷めた感じが、ときどきとても心地よい。
収録作のなかでは、「トラ・トラ・トラ!」のボケっぷりが(あくまで今の気分だが)気に入っている。“パチパチパチ”と音の出るものを探して引っ張り出してくるナンセンス具合がいい。あと、もうひとつは、「ゴーストバスターズ」で水木しげるタッチをマネているのが、もう見てるだけで十分面白い。

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