仕事のほうでは、一応、御用納めとか何とかあるらしいんだけど、実際すぐ来週にはいつものように始まることもあって、年末とか年始とか、あんまり関係ないような気がします。私だけの感覚かもしれませんが。
私生活でも大掃除とか年賀状書きとかする性格ぢゃないんで、今週一週間も結局ふだんと変わらない過ごし方になりそうです。
というわけで、いつもの火曜日のように、乗馬の練習へ。
馬は、正月だろうがゴールデンウィークだろうが関係ないんで、誰かが乗んなきゃいけない。
冬休みなんで、小・中学生、高校生が来てました。みんな頑張るねえ。
小学生に混じろうかと思ったんだけど自重して(?)、高校生にまざって練習することにした。
乗ったのはミラノ。乗るの2回目。なんか乗りやすい。
なんで乗りやすいのかが説明できないんだけど、乗っててラク。(途中から、クビを下げて手綱ひっぱり始めたんで、油断できなくなったけど。)
歩様変えるときのギアチェンジがスムーズ(スピードがガクンと変わらない)だったり、左右の回転がしやすかったりするのを、乗りやすいと思うのかもしれない。
回転っていうより、輪乗りの大きさをコントロールできるんで、うまく乗れてるような気になる。
馬の上での揺れも心地よいんで、もしかしたら馬のカラダが柔らかいのかもしれない。とかくドンドン上下に突き上げられちゃうと、乗っててつらい。(私という人間のほうは、まちがいなくカラダ硬い。)
まあ、とにかく楽しい。
障害も何回か飛んだ、これは障害に向かうところで速歩が速くなっちゃうのをなかなか抑えられず、うまくいかなかったけど、止まったりせずに結構高いのまで飛べたので、私にしては上出来でしょう。
きょうで年内の練習はおしまい。今年は途中で一度くじけてヤメたんだけど、秋に復帰して、その後はなんとか乗っている。また、来年もつづけられるかは正直わかんない。
ただ、美浦のウマは、どれもレベル高いんで、きょうみたいに、自分がうまくなってんぢゃないかと錯覚させられちゃうと、調子にのって続けてしまうんだろうなーと思う。(先週の競技会だって、私なんかがポンと乗って80センチを飛んで(一個落としたけど…)まわってくるなんて、馬の力がすごいんである。)
でもやっぱ秘かに自分では、以前よりちょっとだけうまくなったんぢゃないかと思っている。
どこがどうって、見てるひとには分からないだろうけど、前よりアブミを踏んでる感覚がリアルになってる。リアルってのはヘンか、でも靴底の砂がアブミとの間でズリッて滑るのとかを感じるんで、そういう意味で。前は、アブミで乗らずに、ヒザで馬を挟みつけて乗ってたようなとこあったんで、踏んでる感触とか無かったし、そのころに比べたら、だいぶ重心(?)が下に降りてきてると思う。
あとは敢えて挙げれば、自分のお尻が左右二つに分かれてる感覚、これは前にはなかった。二つに分かれてるのは当たり前なんだけど、以前は椅子や座布団に座るように、お尻がまるごと鞍の上に乗っかってたようなのを、最近は跨っているんで、左っ側に傾いて乗ってたり右っ側に体重が行ってたりっていうのを感じながら乗ってる。もちろん真ん中に乗ったときに左右均等に座ってることが意識できている。
そんなことが、ホントに上達のチェックポイントかどうかは知らないけど、自分では前より馬の動きについていけてるような気がしてる。