どうでもいいけど、朝方寝返りをうった拍子に足がつってしまった。やだやだ、若いときはこんなことなかったのに。
しかたないので、朝食にはグレープフルーツジュースをとる。なんといっても、グレープフルーツジュースは、筋肉を柔らかくし、こむら返りを防ぐと言われている。(出典:MASTERキートン第2巻)
ところで、世間は春休み、そうなると乗馬の練習ってのは少年少女たちが優先のはずなんだけど、ありがたいことに今日だけは私たちの練習日を設定してくれたというので、気温23度予報のなかを出かけてく。
朝のテレビによれば、東京の桜はもう満開なんだそうだ。
あー、外で乗りてーなーと言いつつ、馬装する。
桜の季節もそうだし、寒いときも含めて、季節の風に吹かれて乗ってた美浦のときがなつかしいよ。
きょうの馬は、サンダルフォン。二度目だ。前回はめずらしく低い障害を飛ぶ練習した記憶がある。
どの馬に乗っても、当座の目標はいっしょで、馬の上で前へ前へ動いていき、馬の動きとのシンクロ率をあげるような乗りかた、ただそれだけなんだけどね。
馬場に入ったら、常歩でウォーミングアップ。幸いサンダルフォンは、こっちがなんもしなくてもガンガン歩ってくれる。
ハミうけがどうこうとか、コンタクトを強くとか、そういうことは気にせず、とにかく前進の勢いのほうを優先。しかし、背中が大きく動く馬だなあ。
ぢゃあ部班やりますよということで、隊列をつくってみると、本日は二番手につけることができたんで、けっこう気楽。
始まる前に「サンダルフォン、駈歩出すとき、はねるような動きするかもしれません。駈歩が出にくくなってるかもしれません。」と注意される。うーむ、駈歩までに脚への反応をビンビンにあげときたいなあ、それは。
距離1馬身をいかなるときも保つように、ってことで始まるんだが、私は隅角で前の馬よりも奥に突っ込んでくのでそこで距離がすこし開いてしまい、直線で追いつくようにペースアップするのを繰り返す。後ろのことは、わるいけど、気にしない。
いつものように軽速歩だけど、なるべく身体が遅れないように気をつける。それでいて前に倒れないように、駈歩のときのように腰を張っていきたい。
歩度を詰めたり伸ばしたり。ときどき、そのまま輪乗りに入る。輪乗りに入るとき、ペースが落ちないように、脚をつかってから輪線に誘導する。
前の馬に追いついちゃわないように、セオリーどおり少し外をめがけて回るんだけど、ちょっとやりすぎで楕円になってる私を見かねて、「通るところで調節しようとするだけぢゃなく、馬のスピードをコントロールするように、詰めたり伸ばしたり自分で工夫して」という指示がとんでくる。
やりたいんだよねー、それ、ひそかに試してるつもりなんだけど、うまくいかない。
手綱を引いてスローダウンするんぢゃなくて、人間の軽速歩のリズムをゆっくりにして馬をゆったりと歩かせたいと思ってるんだけど。
正反撞においても同じ。言葉にしちゃうとナマイキに聞こえてしまうんだが、要するに、騎座で減却したい、ってことになるんだろうな、そう簡単にはできないけど。
蹄跡で速歩の歩度を伸ばす。ほら、もっと、って促すと、たまらず駈歩になっちゃうんで、声かけて落ち着かせる。スピードアップしただけで自動に駈歩になっちゃう馬はめずらしいよ。
そしたらお待ちかね、輪乗りで駈歩。すっと出るんで、邪魔しないで、何歩かはとにかく駈歩のリズムをよく前に出ること優先するつもりで進ませる。うん、ハネたりしないよ、とりあえずホメる。
歩度を伸ばしたり詰めたり。動きが大きいので、思い切って一緒に動いていくように心がける。
比べると、左手前のときのほうが馬の顔が外に向きがち。急にグイっとやるんぢゃなくて、ジワーッと内向けるように気をつける。どうにか向いたら、あとは外の手綱で回るように心がけてみる。
右手前ではすこし内に傾く気がする。脚の付け根から膝にかけて馬体に広く接するようにして、その全体でジワーッと圧すようにしてみる。あんまり意識してると、鞍に左右均等に座ることができなくなるので、そんなにこだわらずに、まあ適当に。
蹄跡を駈歩で、歩度を伸ばす。思いっきり伸ばすと、勢い良すぎるんで、気持ちコンタクトを強めにしてしまう。
駈歩から速歩にするとき、いつもフワッと腰が浮いちゃうので、そこは意識する。馬と動きをあわせて、前への動きを止めないように。
部班はおしまい。「馬の動きはよかった」とご講評をたまわる、はい、何も問題ありませんでした。
しばし休憩ののち、速歩で歩度の詰め伸ばしをする。正反撞で伸ばしていくのに乗っていきたいんだけど、どうもうまくいかない。
馬の背中をドスンドスンしちゃいそうなので、あきらめて伸ばすときは軽速歩にする。
そのあと駈歩もすこしやる。馬をまるくしていこうと思うんだけど、なんか見かけだけアタマが下がってるようで、いまいちウケてる感がない。どっちかっていうともぐっちゃって、はずそうとされちゃってるような感じ。
それでもなんでも、よく動いてくれたんで、楽しく練習終了。
ほんとクールダウンで常歩してても、背中の動きが大きいなあって感じる。馬といっしょに動くって、私のテーマにとってはうってつけの馬なんぢゃないかと思う。
手入れしてるときもおとなしいな、サンダルフォン。
終わったらリンゴやる。あー、それにしても、外で馬乗りたい。
しかたないので、朝食にはグレープフルーツジュースをとる。なんといっても、グレープフルーツジュースは、筋肉を柔らかくし、こむら返りを防ぐと言われている。(出典:MASTERキートン第2巻)
ところで、世間は春休み、そうなると乗馬の練習ってのは少年少女たちが優先のはずなんだけど、ありがたいことに今日だけは私たちの練習日を設定してくれたというので、気温23度予報のなかを出かけてく。
朝のテレビによれば、東京の桜はもう満開なんだそうだ。
あー、外で乗りてーなーと言いつつ、馬装する。
桜の季節もそうだし、寒いときも含めて、季節の風に吹かれて乗ってた美浦のときがなつかしいよ。
きょうの馬は、サンダルフォン。二度目だ。前回はめずらしく低い障害を飛ぶ練習した記憶がある。
どの馬に乗っても、当座の目標はいっしょで、馬の上で前へ前へ動いていき、馬の動きとのシンクロ率をあげるような乗りかた、ただそれだけなんだけどね。
馬場に入ったら、常歩でウォーミングアップ。幸いサンダルフォンは、こっちがなんもしなくてもガンガン歩ってくれる。
ハミうけがどうこうとか、コンタクトを強くとか、そういうことは気にせず、とにかく前進の勢いのほうを優先。しかし、背中が大きく動く馬だなあ。
ぢゃあ部班やりますよということで、隊列をつくってみると、本日は二番手につけることができたんで、けっこう気楽。
始まる前に「サンダルフォン、駈歩出すとき、はねるような動きするかもしれません。駈歩が出にくくなってるかもしれません。」と注意される。うーむ、駈歩までに脚への反応をビンビンにあげときたいなあ、それは。
距離1馬身をいかなるときも保つように、ってことで始まるんだが、私は隅角で前の馬よりも奥に突っ込んでくのでそこで距離がすこし開いてしまい、直線で追いつくようにペースアップするのを繰り返す。後ろのことは、わるいけど、気にしない。
いつものように軽速歩だけど、なるべく身体が遅れないように気をつける。それでいて前に倒れないように、駈歩のときのように腰を張っていきたい。
歩度を詰めたり伸ばしたり。ときどき、そのまま輪乗りに入る。輪乗りに入るとき、ペースが落ちないように、脚をつかってから輪線に誘導する。
前の馬に追いついちゃわないように、セオリーどおり少し外をめがけて回るんだけど、ちょっとやりすぎで楕円になってる私を見かねて、「通るところで調節しようとするだけぢゃなく、馬のスピードをコントロールするように、詰めたり伸ばしたり自分で工夫して」という指示がとんでくる。
やりたいんだよねー、それ、ひそかに試してるつもりなんだけど、うまくいかない。
手綱を引いてスローダウンするんぢゃなくて、人間の軽速歩のリズムをゆっくりにして馬をゆったりと歩かせたいと思ってるんだけど。
正反撞においても同じ。言葉にしちゃうとナマイキに聞こえてしまうんだが、要するに、騎座で減却したい、ってことになるんだろうな、そう簡単にはできないけど。
蹄跡で速歩の歩度を伸ばす。ほら、もっと、って促すと、たまらず駈歩になっちゃうんで、声かけて落ち着かせる。スピードアップしただけで自動に駈歩になっちゃう馬はめずらしいよ。
そしたらお待ちかね、輪乗りで駈歩。すっと出るんで、邪魔しないで、何歩かはとにかく駈歩のリズムをよく前に出ること優先するつもりで進ませる。うん、ハネたりしないよ、とりあえずホメる。
歩度を伸ばしたり詰めたり。動きが大きいので、思い切って一緒に動いていくように心がける。
比べると、左手前のときのほうが馬の顔が外に向きがち。急にグイっとやるんぢゃなくて、ジワーッと内向けるように気をつける。どうにか向いたら、あとは外の手綱で回るように心がけてみる。
右手前ではすこし内に傾く気がする。脚の付け根から膝にかけて馬体に広く接するようにして、その全体でジワーッと圧すようにしてみる。あんまり意識してると、鞍に左右均等に座ることができなくなるので、そんなにこだわらずに、まあ適当に。
蹄跡を駈歩で、歩度を伸ばす。思いっきり伸ばすと、勢い良すぎるんで、気持ちコンタクトを強めにしてしまう。
駈歩から速歩にするとき、いつもフワッと腰が浮いちゃうので、そこは意識する。馬と動きをあわせて、前への動きを止めないように。
部班はおしまい。「馬の動きはよかった」とご講評をたまわる、はい、何も問題ありませんでした。
しばし休憩ののち、速歩で歩度の詰め伸ばしをする。正反撞で伸ばしていくのに乗っていきたいんだけど、どうもうまくいかない。
馬の背中をドスンドスンしちゃいそうなので、あきらめて伸ばすときは軽速歩にする。
そのあと駈歩もすこしやる。馬をまるくしていこうと思うんだけど、なんか見かけだけアタマが下がってるようで、いまいちウケてる感がない。どっちかっていうともぐっちゃって、はずそうとされちゃってるような感じ。
それでもなんでも、よく動いてくれたんで、楽しく練習終了。
ほんとクールダウンで常歩してても、背中の動きが大きいなあって感じる。馬といっしょに動くって、私のテーマにとってはうってつけの馬なんぢゃないかと思う。
手入れしてるときもおとなしいな、サンダルフォン。
終わったらリンゴやる。あー、それにしても、外で馬乗りたい。