RC・サクセション オリジナルは1972年だけど、私のいま持ってるのは1992年東芝EMIのCD
いや、つまらない話なんだけど、夏ぐらいに、これをここへとりあげようとしたとき、
「そうだ、これには『九月になったのに』が入ってるから、9月になったらにしよう」
なんて思ってたんだけど、光陰矢のごとしというかなんというか、ぼやぼやしてたら、きょうで9月も終わり、という状態である。
さて、これはRCのセカンドアルバム。
『愛しあってるかい』によれば、1972年は活動は活発だった年で、
・2月5日にLP『初期のRCサクセション』とシングル『ぼくの好きな先生/国立市中区3-1』を発売、
・7月5日にシングル『キミかわいいね/あの唄が想い出せない』発売、
・12月1日にLP『楽しい夕に』発売、
・12月20日にシングル『三番目に大事なもの/けむり』発売、
というように、たたみかけるようにレコードを出していったんだが、『ぼくの好きな先生』こそ売れた(らしい)ものの、
>(略)初LP『初期のRCサクセション』の実売数は20枚であった。さらにその後の1年間に発表した2枚のシングルと1枚のLPの売上げ合計が、なんと5枚であった。
と言われている。
ま、それは終わったことだからいいとして。
『九月になったのに』もそうなんだけど、全体に曲調は、後にドカドカうるさいバンドになることが想像できないくらい、なんていうか、おとなしい。
ひとつまちがうと引きこもっちゃいそうなくらい、内に向いてる感じがする、なんか青い雰囲気いっぱいというか。
私は、もちろんリアルタイムで聴いてたわけぢゃなく、時代をさかのぼってこのへんを聴いたんで、うーん、これはなんだろう、まあそんなに重要ぢゃないなあ的に受け止めたと思う、当時。ときどき『初期の』に続けて聴くくらいで、愛聴アイテムぢゃなかったことはたしかですね。
で、そんななかで、私がいちばん好きなのは『去年の今頃』。
“去年の今頃”って、よくキヨシローの詞にでてくるフレーズな気がするんだけど、これはもうダイレクトに、
去年のように去年の今頃のようにだよ
ってうたってる。
あと、『ぼくの自転車のうしろに乗りなよ』は、最初静かな感じで始まるんだけど、後半の盛り上がりはすごくて、ぐっとひきこまれるところがある。
ただ、曲が長くて、詞が感情を揺さぶってくるので、聴くのはヘビーなのに耐えられるときぢゃないと、ちょっとつらい。
1.ラー・ラー・ラ・ラ・ラ
2.エミちゃんおめでとう
3.忙しすぎたから
4.あの娘の悪い噂
5.九月になったのに
6.ねむい
7.もっとおちついて
8.君もおいで
9.去年の今頃
10.日隅くんの自転車のうしろに乗りなよ
11.ぼくの自転車のうしろに乗りなよ
いや、つまらない話なんだけど、夏ぐらいに、これをここへとりあげようとしたとき、
「そうだ、これには『九月になったのに』が入ってるから、9月になったらにしよう」
なんて思ってたんだけど、光陰矢のごとしというかなんというか、ぼやぼやしてたら、きょうで9月も終わり、という状態である。
さて、これはRCのセカンドアルバム。
『愛しあってるかい』によれば、1972年は活動は活発だった年で、
・2月5日にLP『初期のRCサクセション』とシングル『ぼくの好きな先生/国立市中区3-1』を発売、
・7月5日にシングル『キミかわいいね/あの唄が想い出せない』発売、
・12月1日にLP『楽しい夕に』発売、
・12月20日にシングル『三番目に大事なもの/けむり』発売、
というように、たたみかけるようにレコードを出していったんだが、『ぼくの好きな先生』こそ売れた(らしい)ものの、
>(略)初LP『初期のRCサクセション』の実売数は20枚であった。さらにその後の1年間に発表した2枚のシングルと1枚のLPの売上げ合計が、なんと5枚であった。
と言われている。
ま、それは終わったことだからいいとして。
『九月になったのに』もそうなんだけど、全体に曲調は、後にドカドカうるさいバンドになることが想像できないくらい、なんていうか、おとなしい。
ひとつまちがうと引きこもっちゃいそうなくらい、内に向いてる感じがする、なんか青い雰囲気いっぱいというか。
私は、もちろんリアルタイムで聴いてたわけぢゃなく、時代をさかのぼってこのへんを聴いたんで、うーん、これはなんだろう、まあそんなに重要ぢゃないなあ的に受け止めたと思う、当時。ときどき『初期の』に続けて聴くくらいで、愛聴アイテムぢゃなかったことはたしかですね。
で、そんななかで、私がいちばん好きなのは『去年の今頃』。
“去年の今頃”って、よくキヨシローの詞にでてくるフレーズな気がするんだけど、これはもうダイレクトに、
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あと、『ぼくの自転車のうしろに乗りなよ』は、最初静かな感じで始まるんだけど、後半の盛り上がりはすごくて、ぐっとひきこまれるところがある。
ただ、曲が長くて、詞が感情を揺さぶってくるので、聴くのはヘビーなのに耐えられるときぢゃないと、ちょっとつらい。
1.ラー・ラー・ラ・ラ・ラ
2.エミちゃんおめでとう
3.忙しすぎたから
4.あの娘の悪い噂
5.九月になったのに
6.ねむい
7.もっとおちついて
8.君もおいで
9.去年の今頃
10.日隅くんの自転車のうしろに乗りなよ
11.ぼくの自転車のうしろに乗りなよ
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