北杜夫 昭和48年 新潮文庫版
ときどき読み返してる北杜夫。
持ってるのは昭和56年の17刷。
刊行されたのは1962年。1961年12月から1962年2月にかけての旅行記。
著者の「航海記」とちがって、ふつうに飛行機つかって、ふつうにホテルに泊まっている旅。
ハワイ、タヒチ、フィジー、ニューカレドニア、サモアをめぐる。
あちこちで現地に住んでる日本人の世話になったりする、歓迎されてるって言ったほうがいいか。
第二次大戦後まだ16年なんで、いまとは観光っていっても度合がちがうんだろうけど、すでに現地の踊りとかは観光客用に披露するためのようなものもあったっぽい。
それでも、ポリネシアでは人肉を食べることは広く行われてた風習、みたいなこと書いてあると、ドキッとする。
(土人とか酋長とかって表現も、いまではあまり使わないね。)
著者は、かねてよりの趣味で、南太平洋の島々に行くにも、捕虫網を持っていくんだが、残念ながらお目当ての蝶に出会うことはなかった。
ときどき読み返してる北杜夫。
持ってるのは昭和56年の17刷。
刊行されたのは1962年。1961年12月から1962年2月にかけての旅行記。
著者の「航海記」とちがって、ふつうに飛行機つかって、ふつうにホテルに泊まっている旅。
ハワイ、タヒチ、フィジー、ニューカレドニア、サモアをめぐる。
あちこちで現地に住んでる日本人の世話になったりする、歓迎されてるって言ったほうがいいか。
第二次大戦後まだ16年なんで、いまとは観光っていっても度合がちがうんだろうけど、すでに現地の踊りとかは観光客用に披露するためのようなものもあったっぽい。
それでも、ポリネシアでは人肉を食べることは広く行われてた風習、みたいなこと書いてあると、ドキッとする。
(土人とか酋長とかって表現も、いまではあまり使わないね。)
著者は、かねてよりの趣味で、南太平洋の島々に行くにも、捕虫網を持っていくんだが、残念ながらお目当ての蝶に出会うことはなかった。