田中相 2011年 講談社ITANコミックス
ことしに入って初めて読んだマンガ家さんなんだけど、気になったんで、もうひとつ短編集を読んでみた。
私にとっては読みなれないタイプの画や話って感じはするが、なかなかいい。なにがいいか言語化できないけど。
・5月の庭
週3日コンビニでバイトしてる高校生の山崎くんは、迷い込んだコガネムシなんかがいると外に放してやる。
ある5月の日、人の言葉を放す巨大なコガネムシが御礼に現れて、山崎くんの家の庭で二人お茶を飲む。
・ファトマの第四庭園
ファトマはウスクダルネ王家の宮廷付きの庭師として、目の見えない陛下の第四庭園をまかされている。
だいぶ年をとって弱られた陛下がひさしぶりに庭を訪れた日、ファトマは約束した紅茶の香りのするアザミを採りにいく。
・地上はポケットの中の庭
家の庭に子や孫が大勢集まって誕生パーティーを開いてくれているのに、肝心の主役のじいさんはいつものように不機嫌。
彼はいつも「人は死ぬ 出会えば別れる 始まれば終わる」そういう当然のことが怖くてたまらない。
・ここはぼくの庭
祖母の入院をきっかけに実にひさしぶりに実家に帰ってきた和也は、子どものとき庭がわりによく遊んだ近くの海岸に行くとだいぶ様子が変わっている。
しかし堤防のところへ行くと、思ったとおり、小学6年のときにいっしょに釣りに来て、溺れて意識不明になった友人のことを思い出さざるをえない。
・まばたきはそれから
高校2年生の木本咲は進路希望調査に書くこともなく白紙を出し、担任から留年するぞと言われる。
彼女は自分も他人も嫌いでどうしようもないが、中学の同級生ですでにプロ棋士として活躍してる城間くんを見ると「このひと天才だ、キラキラしてる」と思う。
・城間クンのドキドキ対局日誌 こんにちは宇宙編
目次には挙げられていないが巻末に載ってる、おまけの(?)マンガ。
「まばたきはそれから」に出てくる高校生プロ棋士の城間クンのはなし。
ことしに入って初めて読んだマンガ家さんなんだけど、気になったんで、もうひとつ短編集を読んでみた。
私にとっては読みなれないタイプの画や話って感じはするが、なかなかいい。なにがいいか言語化できないけど。
・5月の庭
週3日コンビニでバイトしてる高校生の山崎くんは、迷い込んだコガネムシなんかがいると外に放してやる。
ある5月の日、人の言葉を放す巨大なコガネムシが御礼に現れて、山崎くんの家の庭で二人お茶を飲む。
・ファトマの第四庭園
ファトマはウスクダルネ王家の宮廷付きの庭師として、目の見えない陛下の第四庭園をまかされている。
だいぶ年をとって弱られた陛下がひさしぶりに庭を訪れた日、ファトマは約束した紅茶の香りのするアザミを採りにいく。
・地上はポケットの中の庭
家の庭に子や孫が大勢集まって誕生パーティーを開いてくれているのに、肝心の主役のじいさんはいつものように不機嫌。
彼はいつも「人は死ぬ 出会えば別れる 始まれば終わる」そういう当然のことが怖くてたまらない。
・ここはぼくの庭
祖母の入院をきっかけに実にひさしぶりに実家に帰ってきた和也は、子どものとき庭がわりによく遊んだ近くの海岸に行くとだいぶ様子が変わっている。
しかし堤防のところへ行くと、思ったとおり、小学6年のときにいっしょに釣りに来て、溺れて意識不明になった友人のことを思い出さざるをえない。
・まばたきはそれから
高校2年生の木本咲は進路希望調査に書くこともなく白紙を出し、担任から留年するぞと言われる。
彼女は自分も他人も嫌いでどうしようもないが、中学の同級生ですでにプロ棋士として活躍してる城間くんを見ると「このひと天才だ、キラキラしてる」と思う。
・城間クンのドキドキ対局日誌 こんにちは宇宙編
目次には挙げられていないが巻末に載ってる、おまけの(?)マンガ。
「まばたきはそれから」に出てくる高校生プロ棋士の城間クンのはなし。